けものフレンズ2 2話

1期と比べるのは酷なんだよね。たつき云々関係なしに、1期は旅の目的が「かばんちゃんが何の動物か知りたい」で、その目的が視聴者の「人間どうなったんだよ?」「フレンズってどんな存在なんだ?」という疑問とイコールになっていたからメインストーリーに入り込みやすかった。
2期はそこらへんが全部ではないにしろある程度明らかになったことで、世界そのものへの謎というものが基本的になくなったから世界の謎を解き明かすみたいなポストアポカリプスもののおいしいところが味わえないという不利があるんだよね。
そして2期の旅の目的は「キュルルの家を探す」ということでスケールが小さくなった感がどうしてもぬぐえないのと、さらに正直言ってしまえば同行者としてサーバルカラカルの二人もいらない……ぶっちゃけカラカルの存在意義がないというのがきつい。もしかしたら今回のボスがでしゃばらずモノレールの運転手というだけにとどまっているのは同行者を減らすためかもしれないけど、1期のサーバルとボスの両ポンコツぶりが良い味を出していただけにどうしてもパンチ力が薄まっている。
結局のところ2話は本当に単調な話だったというか、なくても問題ない回だったとすら思えてしまう。今後の伏線があったのかもしれないけど。
ジャイアントパンダは可愛かった、特に下半身にフェチを感じたね(`・ω・´) レッサーパンダは、今はレッサーが差別だってことでレッドパンダと呼ぶこともあるんだっけ? そういうどうでもいいことが頭の中をよぎった。
で、AパートとBパートのつながりはひどかった。いきなり滑車?みたいなもの以外何もなかった場所に遊具が忽然と出現して早送りしすぎたのかと思ったぐらい。あとで組み立てシーンが回想でくるかと思ったがそんなことなかったし。一応レッサーパンダが遊具の部品か残骸が周囲にたくさんあるって触れていたからまるっきり唐突ではないんだけど、一瞬でいいからその残骸を見せるべきだったと思う。

転生したらスライムだった件 16話

サービス回だったな。というかミリムさんお尻丸出しにしか見えない。
ガビルあっさりと合流したな。なんというかガビル外伝的みたいに要所要所でワンシーンだけ挟むみたいな感じになるかと思ってたよ。そのワンシーンは大抵ガビルだ大ピンチってシーンとかそんな感じの。そして妹リザードマンたちがもはやリザードマンの外見じゃなくなるとは……いや、可愛いけど。今までで一番劇的な変化な気がする。
ミリムは相当強いっぽいが、このテのキャラは味方になると肝心なところで活躍できない宿命。搦め手にものすごく弱そう。大抵の搦め手は力技で対処できそうだけど、同格の魔王相手には力で勝っていてもいなされそうである。個人の戦闘ではミリムが上でも戦略上の勝利は奪われるみたいな。
風呂ではさらにサービスシーンがあったけど、そんなものより黄色やら赤色やらの小さなリムルスライムが気になって気になって。あひる隊長みたいな風呂の遊び道具みたいなものだろうか。それとも本物のスライム?

どろろ 3話

寿海がものすごく業が深いことになっていてビックリだ。原作だとここまで掘り下げられていなかったような気がする。
百鬼丸の肉体の復帰は、なんというか人間性を取り戻すというようにも見えるね。人間の業をこれでもかという感じで描写していたり、百鬼丸と多宝丸の対比も描写されていたからそこらへんは分かりやすい。
で、前回の戦いで取り戻したのは神経。初めて痛みや熱さ、寒さなどを知ることになるわけで、特に痛みに関しては今後の戦いに不利になる要素だけど(痛みを感じないと悪魔将軍みたいな落とし穴もあるけど。そもそも痛みの必要性云々)、生きていることを実感できるようになる感覚でもあるわけで。