MTGカルドハイムデッキ 黒単除去コントロール Ver.2


 以前紹介してからもちょくちょく使っている黒単除去コントロール。対戦を重ねて少しデッキを手直しした。



 それがこれ。




 ランタンで相手のライフや心を削るのがフィニッシャーであったわけだけどそれだけじゃ心もとないところもあったので……




 これを1枚から3枚に増やした。インスタント除去を持っている相手は多いので1枚目はまず除去されるから後続が必要と感じたから。
 最近は赤単が採用しているのをよく見る。だからインスタント除去が手放せない。






 今黒単で使える全体除去としてはこの6枚(+ウギン)だと思う。で、前は契機2枚、血痕2枚、ターグリッドの影2枚を採用してたけど、ターグリッドの影は内心危惧していたとおりいまいち使いづらく、血痕は強いけど6マナはやはり重い。
 復讐はターゲットが狭いからつらい。
 影の評決は現在強さで大注目のスゥルタイでも複数枚採用されるほど強いけど、このデッキではスカイクレイブの影が追放されるのが困る。

 というわけで契機3枚、恐怖1枚、血痕1枚となった。激しい恐怖は自分がBO1プレイをやる関係上赤単や白単とよく当たり、そこらへんになら効果があるから1枚だけ入れてみた。




 今回一番大きな変化としてはこのカードの採用。
 長期戦を見据えたデッキなら秘本と同じくかなり強いと思う。不正相続(今のスタンなら黒祭殿)のようなドレインではないから相手を倒すことにつながらず、相手の盤面に触れることもできないカードが4マナということで重く感じてしまう。
 だが、一度置いてしまえばライフ20以下なら自分のターン終了時に2点回復、21点以上なら1枚ドローと単純に強い。このデッキはひたすら相手のクリーチャーを除去する受け身の展開が続くので採用。
 置くタイミングがなかなか訪れないけど隙を見て置きたい。まあドローモードにはまずできないかな。ただライフ回復があればロークスワイン城を起動しやすくはある。エレボスの介入を使ってライフ回復してドローモードへ移行するのもよし。




 これはエリクサーのためのライフ回復……が目的ではなく呪禁や破壊不能の対処のために1枚だけ入れている。スカイクレイブの影に装備させて攻撃的に使ってもよし。




 これはティボ計略や根本原理で大きなクリーチャーやPWが出たときに対処できるカードとして採用。対戦相手を指定する布告除去で呪禁や破壊不能をかわすことができるのが大きい。



 自分が除去コンが好きだからよく使うけど、相性の良し悪しが極端だし先攻赤単に対してはやはり厳しい戦いになるので強いわけではない。
 でも相手の攻勢をしのいでランタンで倒す暗い喜びを味わいたいなら。



デッキ
18 冠雪の沼 (KHM) 280
2 ロークスワイン城 (ELD) 241
1 雪上の血痕 (KHM) 79
2 恐怖の神、ターグリッド (KHM) 112
1 精霊龍、ウギン (M21) 1
2 悪ふざけの名人、ランクル (ELD) 101
1 血の長の渇き (ZNR) 94
4 無情な行動 (IKO) 91
3 エルズペスの悪夢 (THB) 91
2 ハグラの噛み殺し (ZNR) 106
2 食らいつくし (THB) 90
3 絶滅の契機 (IKO) 88
2 精神迷わせの秘本 (M21) 232
3 エレボスの介入 (THB) 94
3 不詳の安息地 (KHM) 255
2 アガディームの覚醒 (ZNR) 90
2 大群への給餌 (ZNR) 102
1 魂の粉砕 (ZNR) 127
2 星界の霊薬 (KHM) 237
1 影槍 (THB) 236
1 激しい恐怖 (KHM) 82
2 スカイクレイブの影 (ZNR) 125