仮面ライダーカブト

天道、台詞も行動もかっこいいな! というわけで、非常に面白かった。
天道妹は可愛くていい。あの兄にしてこの妹ありみたいに、初対面の年上相手でもまったく物怖じしていないのがなんとも。てか、鯖の味噌煮食いてー。
そして加賀美、弟はあっさりとワームってことをさらけ出したのは意外だった。ゼクトルーパーのところで一芝居あるかと思ったけど、まあなくて逆によかったと思う。それにしても切ないほど弱いなゼクトルーパー。足止めすらできないのに出てくる意味があるのだろうか。無駄に死傷者を出しているだけで、ゼクトって実は相当無能ではと思ったり。いや、情報面では優秀っぽいから、戦闘面ではだな。で、意識も全て奪うらしく、何の意図で人間に擬態していくかは不明だが(単に生物としての本能、個体数の増大、生息域の拡大だろうけど)、非常にSFっぽいよね。
で、クロックアップの戦闘が非常にかっこよかった。雨粒の表現が実に。まあ、金がかかりそうだから、いつまでこのぐらいの戦闘描写ができるかは不安だが。ただ、戦闘後カメラ内に映っている範囲がやや広かったから、グラウンドの一部以外どう見ても雨が降ったように見えない、つまりはシャワーなどで一部だけ雨を降らせていたという舞台演出があからさまに分かるのがちょっと萎えた。もちろん本物の雨でないことは百も承知だが、そういうのを画面内では分からないようにしてほしかったかな。ライダーキックはいいね。カブトのライダーキックって相当技量が必要だと思う。こちらから向こうにてりゃっと攻撃するんじゃなくて、相手の動作を先読みして待ち受ける形の回し蹴りだから、それだけ天道の技量が高いってことがよく分かる。
それにしても、たった4話でこれだけ物語にひきつけられるのも久しぶりだ。ぜひこの勢いで続いていってほしい。