Simoun シムーン

アーエル空気読め!第二弾。とはいえ、アーエルは空気が読めないというよりも、単純に超現実主義者って側面が大きいのかな。アーエルとしては、過去の思い出にこだわることが理解できないのだろう。役にも立たない過去の思い出ばかり、みたいな台詞からもそれが伺える。大部分が16歳の少女で、最年長のドミヌーラでも19歳。多感な彼女たちからしては、アーエルみたいな存在は異質だよなー。最後のネヴィリルの台詞、まさに彼女の心情の吐露か。それはそれとして、ネヴィリルが「自分がアーエルを求めている?」と悩むあたり、心は嫌がっても身体は云々とか思い出してどこのエロゲかと。いや、この場合はむしろ表面は求めず心で求める。ああ、ツンデレですね!! ……違いますね。とりあえず、アーエルが感情を理解したとき、いきなり脆くなりそうで恐い。どっちかというと、アーエルみたいなキャラって主人公よりヒロイン向きな気がしないでもない。
あとは、17歳という年齢で、好きという感情が理解できていないことも驚きだ。むしろ彼女の生い立ちが非常に気になる。まあ、フロエがそれを説明するためにアーエルにキスしたり、そのことをリモネに教えて子供のリモネがドミヌーラに実践したり(ドミヌーラはリモネには甘いよなー)、さらにはアーエルがネヴィリルに実践したり。無理のない流れで視聴者サービスまでするとは恐ろしいアニメだ(`・ω・´)
とりあえず、フロエは可愛い。決して一番露出度が高いからではないですよ。同じく露出度が高いモリナスも気になっているわけではないですよ。にしても、フロエは16歳に見えん。あとは、やっぱりシヴュラたちの日常シーンがとてもいいね。戦時中であるという特殊状況下ではあるけれど。シムーンも最近の例にもれずゲーム化されるらしいけど、こうした日常シーンをきちんと描いてくれれば買ってもいいんだけどなー。しかし原作つきゲームの鬼門ジャンルであるADVだから期待はできん。
http://www.famitsu.com/game/coming/2006/06/19/104,1150646170,55121,0,0.html
だってさ、ストーリーやゲームシステムを見るだけで早くも地雷臭が……。