同人ゲーム妄想伝

とりあえず退魔事務所の所長が主人公として、まず主人公をどうするか。完全に経営のみでやるか、本人も退魔能力は有していて現場に行くこともあるか。やはり後者だろうな。キャラクターの能力なんだけど、ステータスとスキルの2種類あって、主人公のみはどちらもレベルアップの成長時に自由に育てることができる。他のキャラクターは完全に成長固定にするか、もしくはステータスとスキルのどちらか片方のみ自由に成長させることができるかにした方がいいかな。たぶんスキルの方かね。で、各人ともスキルの成長レベルに限界値を設ける。主人公はどれもそこそこ育つが、最高レベルまでは育たないという感じで。あー、やっぱ主人公以外は成長固定の方がいいかな、こういうゲームの場合は。
問題は仲間になりうるキャラクターの数か。多ければ多いにこしたことはないけど、各人のイベント考えるのにも限界があるから、隠しキャラ的なものを含めて20人ぐらいか。そのぐらいはいないと自由度が狭まるから。男女比は1:1が理想だけど、まあ2:3ぐらい? 男女比を近づけているのは、エロにしないのであれば女性プレイヤーを取り込みやすくしないとね。本気で取り込もうとするなら主人公の性別が選べるようになればいいんだけど、さすがに無理。主人公を完全に空気にすれば可能だけど、それだとイベントが寂しいからなー。気をつけなければいけないのは、複数のシナリオライターが書くことが前提だから、主人公の性格をきちんと統一しなければならないことだな。もちろん多少の違いが出るのは仕方ないけど。
それと、とりあえずのメインシナリオというのを作るかどうかも問題。日本で有数、場合によっては一番の退魔事務所にすることが目的といえば目的になるわな。それを目指しつつ事務所メンバーとの交流を深めるというゲームでも十分な気はする。いくつかのクエストをこなすと何か大きな災いを引き起こそうとする妖怪の存在を知り、それを倒すというメインシナリオがあるというのもありだし、そっちの方がいいとは思うけど、この場合会話やCGが非常に厄介になるんだよね。プレイヤーごとで仲間になっているキャラクターが違うだろうから。必ず仲間になるメンバーってのを多くしすぎるのもアレだし、そもそもラスボス的存在がいるなら何らかの戦闘システムも設けなければ盛り上がらない気がする。
うーん、あまり多くのことを詰め込むと破綻しそうだから、メインシナリオはとりあえずなしにしておいた方が無難かな。あとで付け加えることができるわけだし。
あと、問題になるのは絵。あまり種類を多くしないとしても、各キャラクターについて立ち絵がある程度ないと寂しいし、イベントでも絵が必要になることがあるだろう。1人あたり3枚としても60枚。それに複数いるイベント的なものも考えると一枚絵で約100枚!? 前もって各キャラのイベントの大枠をつくり、こういう絵が必要になるということをすぐ決める。そして4人ぐらいに分担するという感じかな。製作メンバーとしてある程度深くかかわってもらうか、絵の外注という感じで絵だけ描いてもらうかというのは相手次第で。外注パターンだったら1キャラだけというのもありかも。1キャラだけというのもあれだから、せめて2キャラかな。
あー、それと仲間にならないキャラでもイベントが必要か。ライバル業者の。やはりライバル業者の所長でツンデレってのは出したいよね。てか、作るなら絶対出す。日本人だけど赤髪ツインテールとか。難しい依頼がそいつのところに迷い込んで「特別に同行させてあげるわ。べ、別にあなたの力を借りたいってわけじゃないんだからね!」 うわ、露骨だ。