コードギアス 反逆のルルーシュR2 18・19話

うーん、黒の騎士団は理想を追い求めすぎだな。あの場の判断はディートハルトが正しい。ゼロがどのような思惑を持っているかはそれは別問題として、ゼロの実績は確かであるわけで。それを敵側の一方的な情報であっさり離反するのはちょっとね。相手はブリタニア帝国という強大な相手なわけで、膨大な証拠のようなものも全て捏造の可能性は充分ある。朝比奈もそうだ。重要な戦闘の最中に水を差すようなことをしなくても。戦闘が終わってから話すべき内容、しかも大幅に士気を下げる可能性が大きいものを戦闘の真っ最中にするなんてバカかと。ゼロを放逐して今後どうするのかね。超合衆国という代物を扱いこなせるのはゼロという偶像だから可能だったわけで。
まあ、ルルーシュルルーシュでダメなわけだが。いくら最大にして唯一の目的であったナナリーを失ったことで取り乱したとはいえ、戦闘を収拾すべき場面で全てをかなぐり捨てた言動。結局成長しなかったなー。ルルーシュにとって大切だったのはナナリー、学園生活、そして黒の騎士団の中ではC.C.とカレンか。結局最後まで黒の騎士団は確かに駒でしかなかった。自分にとって大切な個人にしか興味を持てなかった。黒の騎士団について少しでも責任感を持つことはなかったのか。そこらへんが気になる。
なんだか、ルルーシュの行動はシャルル個人に向かうみたいだな。黒の騎士団としての集団戦闘はもはや望めないか。シャルルが起動させようとしているのはおそらく過去改変とか新たな分岐を作る代物っぽいな。マリアンヌでも生き返らせたいのか。なんか、最終回はルルーシュが全てをリセットして皆が仲良く学園生活をしている世界を生み出すとかいうオチになりそうで。さすがにそれはないか。