えむえむっ! 1〜6話

これは面白い。
OPとEDは一見の価値あり。動きがいい。特にED。スタッフにSとかMとかあるけど基準が気になる。ドMは原作者と監督の2人か。ドSがいないのが気になったり。
福山潤の変態演技が冴えている。いぬかみっ!に似ているな。タイトルが似ているのは偶然か。美緒がバットといい外見といい大河に、嵐子が男嫌い的にworking!!の伊波に見えるのはまあ仕方ない。
まあ、色々不満点はある。
主人公である太郎がドMというのが肝なわけだが、そのドMがテンプレすぎて非常にわざとらしい。たぶん本物のMの人が見たら激怒するのではなかろうか。なんてーか、SMってもっと精神的なもので、ただ痛くするのが好き、痛いのが好きとは違うと思うんだ。なんか太郎のそれってMなんじゃなくて別の精神疾患に見える。
美緒は可愛いんだが、いまいち存在感がない。6話まで見ると、ハルヒ以来巷を席巻している超強気ヒロインの典型というだけで、この作品ならではの個性をまだ見せていない。4話で演技であっさりファーストキスをする描写が残念すぎた。原作であるのなら、たぶんもっと細かい心理描写や、そこまで行きつくまでにもっと複雑だったと予想。しかし、アニメだとそこら辺のケアが全然されていないので、ボランティア部を変に使命にしている、まっすぐだけど頭の弱い少女としか見えない。ヒロイン的には嵐子無双が続いているのでこれからか?
嵐子に関しては、伊波もそうだったけど「男の子怖いよー!」が棒読みすぎるというか、見ていて痛い。ギャグになっていなくて寒いんだよなあ。でも、設定上重要だから外すわけにもいかない感があってどうにも。巨乳なのはいい(`・ω・´) 昔は貧乳はステータスだ! だったけど、最近は巨乳の方が好きな僕。どうでもいい情報ですな。
太郎の母&姉はどう考えてもやばい。描写がないだけで、いつもあの勢いなら間違いなく近親相姦いってるだろと。18禁以外のハーレムもので家族も露骨に発情ってのは珍しいかもしれない。
不満点がたくさんあるけれど、まあ何だかんだでダブルヒロインが可愛いのと、何より5話のドラゴンボールパロが思ったより面白くて笑えたのがよかった。そういや次回の7話も予告を見る限りドラゴンボールパロだから、未見の人は見てみることお勧め。変態が地球を救うあたり、やはりいぬかみっ!を彷彿とさせる。