仮面ライダーオーズ 21話

やはり、誰かを守りたい、正義のために戦いたい、という思いも欲望なわけね。映司の行動原理も、そのうち欲望として何かありそうだ。アンクはまだヤミーを生み出していないわけだけど、その理由が分からないんだよなあ。肉体がないとできないのだろうか? 映司に遠慮しているわけでもないだろうし。3人のグリードのヤミーの生み方がそれぞれ違ったから、当然アンクのそれも他のグリードと違うはず。ここらへんは今後の大きなヤマとしてありそうではある。
で、話を戻すけど、やっぱ外見って大事だよね。あんなキモバッタが暴れていたら「悪い奴は許さない(キリッ」とか言われても怖い。
ここからの流れの予想としては、今後も単純に正義のために戦うだけなら、ぶっちゃけ映司も倒しづらいと思うんだよな。少なくとも、あの子供が納得するような終わり方にはならない。ってことは、あのバッタが正義の枠を外れる必要がある。
で、この前の剣道少女ヤミー。あれは本当の欲望があって、本当の欲望からなるヤミーがあとから生まれた。今回は、欲望の変質というのはありそうだ。今は純粋に「世の中悪いやつばかり。正義はこの世にないのか」という思いが強いわけだけど、最後の方の様子を見ていると、正義の力を行使することそのものに欲望が向かってそうだ。たぶん、ごみのポイ捨て→ボッコボコ、それをほくそ笑んで見ているパパ、みたいな流れになりそうだ。
それはそれとして、タジャドルコンボで妙にかっこつけて手を広げるオーズがコードギアスのゼロにしか見えない。バックに「黒の騎士団!」とか福山ヴォイスを流しても違和感ないと思う。