パチンコは怖いよ その2

なぜ人はパチンコをするか。
僕みたいにギャラクシーエンジェルが見たかったんだよぅ、ってのはごく少数で、基本は金を得たいということだろう。ギャンブルだし。建前的にギャンブルではないけど。
で、ギャンブルではないので換金は法的にNG。そして、法をすり抜けるために悪名高い三店方式ができた次第。
ドル箱いくつか積んでやめよう→台のボタンを押すと店員がやってきて、玉をジェットカウンターに流す→何発あったかレシートが出る。なお、このジェットカウンターで実際よりも少ない玉を表示するインチキをやることもあるとか。→受付に持っていくと、玉数に応じた透明なプラスチックの板みたいなものが渡される。これが特殊景品。余り玉は菓子やら何やらにかえる。
そう、パチンコ店はあくまで特殊景品を渡すだけ。この特殊景品には金(きん)が使われていて、金相場の状況次第ではそのまま貴金属店で売って儲けることが問題になったとか。
で、パチンコ店のすぐ近く、大体は同じ敷地かな。場合によってはすぐ隣のビルとか。そこに古物商の許可を受けた怪しい空間がある。相手の顔が見えないこともあるかな。宝くじ店みたいにガラスで隔たられている。そこに特殊景品をすっと入れると、向こうは無言でレジみたいなのに通して、特殊景品数に応じた金がすっと出てくる。
うん、苦しいよね。パチンコ店以外で三店方式をやったら確実に逮捕されるらしい。でも、パチンコならOK。不思議! パチンコ関連の組織に元警視総監とか警察OBがたくさんいるのもただの偶然だろうし。事実は小説より奇なりとはよく言ったもので。偶然って怖い。