フラクタル 10話・11話(最終話)

わけがわからないよ。
最終回まで見れば多少は話が分かるかと思ったら、加速度的にわけわかめになっただけだった。
最後だけハッピーエンドに見えるが、なんか再起動結局したわけだし、再起動して何があったわけでもないし、ロストミレニアムは別に再起動を阻止するのが目的じゃないとか衝撃のカミングアウトするし、何がしたかったんだ。
まあ、フラクタルシステムは結局次には再起動できないわけで、フラクタルシステムみたいに他人から何から何まで与えられるニートはいけない、きちんど自分の足で立って生いきていこうぜ、ってニートやヲタに対して説教したかったってのだけは徹頭徹尾貫かれていたから分かる。
ただ、フラクタルシステムのコアになった神? 16歳でぬいぐるみで一人遊びする外見フリュネ中身ネッサの頭とか色々可哀想な少女がなぜ選ばれたかとか、なぜフラクタルシステムへの移行がされたかとか、色々根本的な部分がまったく説明されなかったから置いてけぼりだ。
話数が圧倒的に足りない。てか、この話数って分かってるんだから、もっと構成を何とかしろよと。
うーん、久しぶりにアニメ見て時間を完全に無駄にしたと思った。
そのくせ、また朝日新聞で取り上げられていたんだよな。萌えとは一線を画した生きた作品みたいな変な持ち上げられ方で。よく分からん。監督は有名な人みたいだけど、名声と実力は伴わないんだな。