戦国乙女〜桃色パラドックス〜 1・2話

こ、これは、意外とダークホースかもしれない。

原作はCR戦国乙女。萌えパチとして結構知名度があり、特に甘デジ版はその爆発力から隠れた名機として愛されている云々。まあ、パチについては正直どうてもいい。
そのキャラクターデザインが発表されてから絶望が愛好者たちから巻き起こったとか。原作もかつての鍵を思い起こさせる眼の描き方だが、基本萌えキャラって目がある程度大きい方が可愛いじゃん。それが、細め&全体的にシャープな線で作画されているために、可愛らしさが若干失われ、萌えメインの作品でこれだときっつい。さらに、原作ではノブナガに田村ゆかりミツヒデ釘宮理恵を筆頭に中原麻衣植田佳奈などなど声優陣が豪華だったのに、ギャラやスケジュールの関係か一新された。その上、主役が現代の世界からタイムスリップ、というか異世界に迷い込んだあだ名がヒデヨシの女子高生(中学生かも)という半端ない地雷臭。

これはもう役満確定だろと、クソアニメ愛好家からは熱い眼差しで見つめられていたかもしれない作品。

それがふたを開けたら意外に意外。最底辺を覚悟していたせいもあるだろうけど、結構見られるデキ。ヒデヨシのポジティブな明るさが嫌みなくていい感じ。バカだけど。
近いうちに携帯の電池がなくなりそうな気がするけど、そうなったらもう携帯の出番はなくなるのだろうか。
とりあえず、前期のRioみたいに、肩ひじ張らず馬鹿アニメとして割り切って作られた作品になること希望。
まあ、タイトルはわけわかめだし、EDは失笑せざるをえないが。予告? そんなものありませんよ。