「C」 10話

やばい、盛り上がり方が半端なかった。特に引きは最高。てか、次回が最終回の勢いだな。あと2話だっけ?
公磨VS堀井は、堀井のアセットが一時的に行動不能になってからのシーンが分かりやすかった。終始アセットのことを思いやる公磨と、アセットを道具としてしか扱っていない堀井の差を露骨に対比させてたね。それは、アセット=自分の未来、というかこの場合はもっと広く未来かな、をどれだけ大切に思っているかの差か。未来予測能力の堀井が、最後に未来を読めなくて「そうか、(自分の)未来がなかったか(だから未来予測できなかった)」とやられるのが非常に皮肉というか。
真朱のマクロフレーションのお披露目でもあったな。オーバーヒーテッドエコノミー。その後に「相手は死ぬ」と付け足したくなるような名前だ。スコーチドアースの規模が数倍になった感じだな。これも経済用語なのかな? 輪転機稼働などもあってアセットが弱っている中、大技使って真朱の角にヒビが入ったけど、三國戦で力尽きそうだな(´・ω・`)
で、サトウが本当に未来を憂いていた熱い人間だったことに驚いた。ある程度打算があるものとばかり。アセットのマクロフレーションのマージャーズアンドアクイジションズは強いな。ディール時限定で相手のアセットの支配権を奪うって、相手が1体しか持っていなかったらそれだけで片がつきそうだ。コストがでかすぎるのと、ジョルジュの負担が半端ないのが弱点みたいだけど。三國みたいに複数アセットを持っている相手には分が悪かったか……。
そして、Qの能力発動。スキルはカニバリゼーション。経済用語になってたんかい、これ! 悪趣味だなあ。いつも紙幣を食べてたQ、ここまでグロい能力とは。
堀井に勝ったのと、サトウから譲渡されて資金が莫大に増えたのが原因か、公磨のカードがダークネスになって輪転機の逆回転をできる権利をゲットしたことで三國とのディールへ。さあ、次回どうなる。
それにしても、マサカキが公磨に協力的だったのが気になる。上の指示って、どういうことなんだろ。単純に人間同士もがいているのを楽しんでいるだけなのかな、やはり。
にしても、やっぱり三國が間違ったことしているとは思えないんだよなあ。日本にハイパーインフレを起こさせてまで三國を止めようとしているけど、Cの襲来どうすんのよ、たとえ未来を守ってCも防いだとしても、もう日本終わりじゃね? そこらへんに対するフォローをまったくなしに、ただ「未来を守るために三國を倒そう!」ってのは本末転倒に見えるんだよなあ。
そして、情報屋が凄すぎた。てか、皆あんな簡単に踊らされないだろ、さすがに。でもまあ、面白ければいいや。