なるたる

最近全12巻を読んでみた。
うん、なんか色々と凄かった。想像していたのと全然違った。ちなみに、タイトルの語感から、ひらがな4字系タイトルの学園青春ものとばかりっ!
最終話を読んで、最終兵器彼女や、原作デビルマンエヴァとかをちょっと思い出したり。いや、そうやって引き合いに出すのは失礼なんだけど。
とりあえず名作なのは間違いない。人によっては名作というより怪作だろうけど。個人的には、火の鳥未来編のインパクトには及ばなかったなーという感じ。
なお、のり夫のあれに関しては、残虐で引くわーみたいなのは一切なかった。二人を守るため(というより、ほぼ鶴丸のためだよなー)に龍の子を戻さないで耐えてたってことが、鶴丸に対する報われない想いや色々なものを感じて切なかった。
あれだね、最後の方まで選ばれた子供たちの話みたいな感じで見ていたけど、むしろ逆だったんだな。世界で一つの花みたいな個の生命万歳のアンチテーゼというか。