ちはやふる 11話

原作でも思ったけど、初の公式団体戦決勝のわりに展開が早いよね。まあ、あまり伸ばしようがないとも言えるが。
千早がA級、肉まんくんと太一がほぼA級の力を持っているとはいえ、全国でも名の知れた常勝校相手にいきなり勝てるってのは……スポ根ものならわりとありか。地方大会は結構初めてで勝利できるんだよな、よく考えると。12校とスポーツと比べるとライバルが少ないし。でも、実際はそういう濃い部活だからこそ強いところはとことん強そうでこううまくいけるような気はしないが。実際、千早と須藤だったら須藤さんの方が格上だし。てか、須藤さんは個人で名が知られているし実力もある描写がその後もされているからなー。読手が変わらない＆千早と相性がよかったという条件下で何とか勝てたってことか。

今回のオリジナル要素としては、太一が今まで読まれた札を全部暗記していて、それによってどういう取り方をするか明確に作戦を立てていること。原作ではここまで太一が深く考えている描写がされていない。どの札が残っているか把握していて次に読まれるのは空札ではないということを確信している描写はあったけど、今回みたいに、同じ決まり字で残った2枚を自陣に隣同士で並べているから決まり字が読まれたらまとめて払う、まで考えているとは思わなかった。このシーンは結構感動した。

ところで、ちはやぶるのイベント。名人とかは無理だろうけど、A級選手を読んで実際どのぐらい札を取るのが早いのか実践とかやらないかね？　無理かな。それよりも、DVDやBRの特典でA級選手の試合風景とか、声優が実際に挑戦するとかはやってみてほしいなあ。そういう特典があったら買ってもいい。もやしもんのDVD1巻で例の世界一臭い缶詰に声優が挑戦している特典映像があって、それが結構面白かったからさ。