another 10話

赤沢さんの転び方が豪快でよかった。あれは制服が冬っぽいし、一昨年だっけ? 出席簿リストで赤沢のおそらく兄が死亡していたやつ。ってことは、一昨年の夢を見ていたってことだよね。恒一は覚えていないっぽいけど、赤沢さんは恒一のことを覚えていた? あー、なんか1話で、恒一が前に夜見山に住んでいたか、もしくは来たかどうか念押ししてきいていたような。第一の目的は握手込みで死者とかそこらへんの確認だろうけど、実はこの出来事の確認っていう私情も入ってた?
てか、赤沢さんが恒一をどう見ているか。まあ、都合良く考えれば片想いか。鳴への必要以上の敵視は嫉妬にも見えるし。それと、恒一が絡むと、なんか赤沢さん、強く出られないような印象が。
とかラブでコメな話を考えつつも、結局は恒一がなぜ一昨年夜見山に来ていたか。誰か近しい人が現象のせいで死んだ? 母親が死んだのは相当昔だしなあ、うーむ。

で、合宿所の前での撮影シーン。なんか2回写真を撮ったのが普通に考えると伏線っぽいんだよなあ。あとで写真を見て何かに気づくとか。だから、望月か勅使河原かどちらかが死者? と思ったが、ただ、死者が判明したら写真から消えるわけではないしなあ。写真に不可思議な空白が、ってことはないわけで。
ただ、あの心霊写真は現象ではなく、現象が起こるきっかけとなるエピソードの写真だからなあ。もし、現象がからむと写真から消えるなら、望月や勅使河原ではなく三神先生が俄然怪しくなってくる。なぜなら、望月は勅使河原と交代したけど、三神先生と左右が逆だった。そうなると、三神先生が消えた場合、写真の空白の不自然さが増すんだよな。
ただ、三神先生はこれまで話の本筋と絡んできていないから、三神先生が死者だったら若干盛り上がりが……。

そして、鳴が邪気眼に目覚めた。でも、ただの邪気眼じゃなくて本当に死を感知するっぽいなあ、ここまできてハッタリとか使うとは思えないし。
ってことは、ミステリ風モダンホラーってことで確定か。しかも、鳴はすでに死者が誰か分かったっぽい? で、口ごもっているということは、恒一や鳴にとって近しい間柄だろうから、あー、やっぱ三神先生じゃなくて、望月か勅使河原が果てしなく怪しいなあ。

次回は予告を見る限りまたなんか大変なことになっているっぽいし、一体何人死ぬのだろうか。怖いなあ。