モーレツ宇宙海賊 13話

原作2巻最後の数ページでされる黄金の幽霊船の背景が語られる+オリジナル+原作3巻への伏線回。
なお、グリュからのSOSや背景については本来は茉莉香とショウ(弁天丸担当の保険組合エージェント。予告にも出てたアフロ)の3ページぐらいの会話で行われるんだけど、それだとアニメ的に映えないから語り部をかえてきたね。それはいい判断だと思う。
で、原作よりもセレニティーの背景が若干分かりやすかった気がする。そして驚いたのは、グリューエルとグリュンヒルデが薔薇の泉生まれだと確定したこと。原作だと明言していないから「薔薇の泉だけが王族じゃないだろうし二人は普通に生まれたのかもなー、血よりも育ちが大事だって原作でも明言していたし」と思っていたよ。

茉莉香様には笑った。確かにご当地スターだな、由緒正しい星系王家の危機を救ったヒーローというように報道されたわけだし。
で、部活勧誘。オデット2世の着ぐるみを着ていた緑髪の子(ウルスラ)、空気が読めないところがあるみたいな紹介がされていたとおり、今回も若干空気読んでいない強引な勧誘。下級生、思い切り引いてたし。確か以前も、軽率な発言して部長からたしなめられていたな、この子。
新入生、アイキタ━(゚∀゚)━!! ヨット部ではリンの次に重要ポジションの子。……てか、原作においてヨット部員の数少ないネームドキャラ。てか、原作で名前のあるヨット部員って、リン、ジェニー、アイ、ヤヨイの4人だけという。

グリュンヒルデの出番が多いのは嬉しい。原作だと、2巻のあとは存在が一瞬確認できただけで台詞なしだからなあ。からしを食べるドジっ子(いや、ドジは違うか、知らないんだから。運のなさかな)ぶりはまさにイカちゃん。花火をするときに、最初腰がひけているあたりも芸が細かい。グリューエルが皿洗いの手伝いをしたりリリカと真面目な話をしているところで、茉莉香と遊んでお土産もらってご満悦なあたり、グリューエルに比べてまだ幼いってのが分かるね。

今後は、3巻の内容を18話までやってから、あとはオリジナルでやるらしい。リリカが第二種大型星間船舶免許の受験申請をしていたのがその伏線になりそう。旅客運輸まで許可される入手が難しい免許で、ケインが女子校に潜入していたときにはその資格を持っていることになっていて、練習航海の船長をやってもらうよう部長から頼まれていた。なお、

ケインが本当にその免許を持っていたかどうかは謎。仕事の関係で受験はしたが結果は確認していないということなので、百眼が偽造したか、本当に資格を持っていたかまでは言及されていない。

とにもかくにも2クールってのは嬉しい。まだ3ヶ月見られる。