氷菓 4話

初めて氷菓で面白いと思った。

地味だったけど、大学のゼミみたいだったね。なんてーか、麻耶花とかも真面目に調べ物をして仮説を述べることまでしているんだな。なんて真面目な高校生たちだ。しかも、質問や仮説に対する意見などを短時間でまとめてしかも「えー」とか「あー」とかなしで的確。いや、フィクションだから当然ではあるが。そこらの大学生よりレベルが高いのは間違いない。

で、それなりに考える時間を要したみたいだが、3人が調べたことと自分が申し訳程度に用意した資料を使って、とりあえず反論されないひとつの仮説を導き出した折木はさすが主人公といったところ。

もっとも、あくまで現時点で大きな穴のない仮説ってだけで、たぶん真実とは違うけど。えるの「なんで私は泣いたんでしょう?」という疑問もあり、おそらく次回で新事実が発覚して、それを元に推理をやり直すという感じかな。

今の仮説に突っ込むとしたら、仮説の程度ではたして退学までさせられるかと言ったら、当時の風潮が分からないから何とも言えないが、おそらく退学まではいかないだろう。退学せざるをえない何かがあったと考えるのがやはり妥当。で、話を聞いた当時たぶん多感な子であっただろうえるが泣いた&おじが話したがらない、ってことから、悲しい事件があったと思われる。
てか、そもそも退学って決めつけているけど、中退なんだよね。自主的にやめた可能性もある。たぶん、親しい誰かが不慮の事故で亡くなったとか? 犠牲って言葉があったし。

それを引きずってやめたのかもしれない。というわけで次回が楽しみ。
にしても、文化祭5日間って長いよ! 普通2日じゃね?