PSYCHO-PASS 14話

女性殺害シーンで周囲の人間が棒立ちだったのが怖いな。動画を撮っているのがいたあたり、まるで無反応じゃないのが余計に。うーん、シビュラシステムが完全に信頼されているから、目の前のそれは殺人であるはずもなく、映画やドラマの撮影と思ったとか? 
なんか、その女性の直前の電話の会話とか普通のOLって感じだったし、学園内でもどっかの工場でも普通にいじめがあったり、なんてーか精神構造が我々と変わらないとしか思えないから、シビュラシステムが当然となっている社会の人間のメンタリティーは特殊であるという想像がまったくできないんだよね。だから、ものすごい違和感を感じた。せめて、何回かシビュラシステムを盲信する歪さを描いていたらなあ。いや、シビュラシステムがおかしいってのは散々アピールはされていたけど、なんてーか、ここまで一般常識というか反応に食い違いが出るとは思えなくて。
あの現金強奪していた若者3人組にしろ、犯罪係数が高いとかで拘束されているわけでもないということはサイコパスはクリアなんだろうけど、普通にチンピラ犯罪者の思考を持っていたわけで。なんか周囲でボーっと見ていた人間との差がありすぎて不自然すぎるんだよなあ。ここらへんに納得いく説明が今後あるのかなあ。

でもまあ、今回一番の衝撃シーンは、槇島が3人組を物理的に自ら排除したシーン。第三者の狙撃とかで片付けると思っていたら、まさかの自ら肉弾戦。これは完全に予想外だった。