戦姫絶唱シンフォギアG 13話(最終話)

何からつっこめばいいか分からないが、とにもかくにも最後まで勢いで突っ走った作品だな。うん、理屈じゃない、感じるままに受け止めればいいんだ。
でも、未来さんの最後の投擲力は世界を狙えるレベルだったな。マムはどういう意図をもって車椅子をパワードアーマー化したのだろうか。アメリカとの取引で襲われたとき、杉田の助力がなくてもどうにかなったのかもしれない。そして、一兆度っていうのがゼットンを意識していて笑えたり。そしてギャグを色々交えながらも、今後の伏線も張っていたりしたな。それにしても、響はいまや時の人の一人だと思うが、周囲が穏やかだったのはOTONAが手をまわしたんだろうな。

総じて面白い作品ではあったが、やはりマリアサイドの3人の絡み方が中途半端だったなあ。敵方も奏者が3人ということでそれぞれタイマンできるという設定はよかったけれども、最初は様子見程度の戦いで、あとは関係性が大きく変わってからだからなんというかもったいないんだよね。2クールだったらもっと色々やれただろうが。そのため、いいとこなしのマリアがいきなり大活躍した緩急の幅のでかさにちょっと当惑。もう少し響に活躍の場が欲しかったというのが率直な感想。
でも、風呂敷を強引にでもたたみきったのは評価できる。