夜ノヤッターマン 12話(最終話)

まあ、かなり強引だけど、俺たちの戦いはこれからだで終わらせなかったのは評価する。
ドロンボーじゃ人々を導けないから、ガリナとアルエットが真のヤッターマンとして旗印になるという展開は納得したけど、人々を蜂起させた意味がまったくなくて二人がドクロベエを倒して終わったのは「あれー？」って感じだった。
やっぱり途中の話がほとんどいらないよなあ。ガリナの成長を描く必要はあったけど、もうちょっと短くできただろ。ゴロー将軍関連のせいでアルエットを盲目＆幼児化させたんだろうけど、これも足を引っ張った。そこらへんを全部修正して半分ぐらいにまとめて、真のヤッターマンの誕生、立ち上がる民衆、とかで3話ぐらいかけてドクロベエを倒せばよかった気がする。
戦闘シーンは部分部分はかっこよかったけど、使い回しの多さが現場の逼迫具合を感じさせた。円盤では修正して完全版にするらしいし、そこらへんも残念。色々ともったいない作品だったなあ。1話が放映されたときは今期のダークホースだと話題になったものだが……。