フリップフラッパーズ 6話

ああ、なるほど、美術部の先輩の過去を追体験していたのか。先輩の名前を伏せていたのはそのことを最後まで気づきづらくするためね。おばちゃんが眼鏡をしていたから、最初は主人公の過去かと勘違いした。まあ、そうミスリードしていたんだろうな。パピカは主人公のもう一つの人格かとすら考えたよ。嫌なことから逃避するための人格ってやつ。とはいえ、イロちゃんって呼びかけを最初からしていたから、そこまでミスリードではなかったかも。
で、普通にとんでもないことをやっていたような。認知症になって自分を忘れたおばちゃんとの約束を守れなかったことの負い目を感じてマニキュアをすることができなかった先輩が、マニキュアできるようになった、つまり記憶の改変をした? 記憶の改変か、ヘタしたら事象の改変かどちらかは分からないけど。ピュアなんちゃらを利用すれば世界中の人間の記憶を改変することができるかも? そうだとしたら、確かに世界征服につながるわな。
なんというか、今回はわりと完成度が高かった気がする。