ゼロから始める魔法の書 7話

あの狼がまさかわりと重要な役を担うとは。
それにしても、獣墜ちにロクなのがいないのは、獣墜ちの性質なのか、それとも幼い頃から差別を受け続けて性格が歪んだからだろうか。食人衝動とか、傭兵は理性で何とか抑えきったけど、抵抗が難しかったら人間との間で溝は広がるわな。人間が獣墜ちを怖がるのは無理ないし、それによって獣墜ちの人間に対する感情が悪化するのもまた無理ないから、負の連鎖だ。
こうした世界観に関することを色々と考えられるのは、世界設定が一定以上しっかりしているからだろうな。