衆議院解散

今月28日の臨時国会冒頭で衆議院解散、10月10日に公示、22日に投開票になるらしい。

まあ、自民党にとってはまさに今がベストのタイミングだよなあ。解散しなくても来年には選挙があるわけで、来年にやればファーストに選挙の準備期間を十分与えることになってしまい、都議選の悪夢が蘇るかもしれない。それを避けたいから年内解散はしたいが、解散する大義名分がないし支持率も森友・加計問題などで落ちた状態からなかなか上向きにならない。
そんな状況が北朝鮮の動きによって一変した。日本上空を2回ミサイルが通過し、TVではJアラートが不気味に鳴り響くシーンが何度も放送され、戦争になるかも?という思いが大なり小なり日本国民の心に浮かび上がっていたのは間違いない。そういう不安な状況だからこそ、支持率が回復傾向になった。しかも民進幹事長になるはずだった山尾議員の不倫騒動という敵失。

これはもうあれだ、TVでは絶対命名しないだろうけど、間違いなく「ミサイル解散」。自民にとっては安全保障というテーマを持ち出して解散選挙に打って出ることができるようになった。制裁の効果が出る前に選挙を終わらせることは、今後アジア情勢が激変していく可能性を考えると、今早急に4年運営できる政権を新たに打ち立てることが必要であるとも言える。それを大義名分にできると思うんだよな。来年だともっと状況が悪化しているかもしれないし、最悪戦争が始まっているかもしれない。

今のままだと、自民が微減、民進が結構減り、公明・共産が微増かなあ。ファーストがもし出たとしてだけど。その場合は20議席弱ぐらいだろうか。自民は前回の291議席から20議席ぐらい減らしそうな気はする。自民単独で絶対安定多数の270弱が勝敗ラインだと思う。自公で300上回れば勝利って感じになるんじゃないかな。
予想は、自民280、公明38で自公318。