宇宙よりも遠い場所 9話

今回もまた面白かった。一番の見所は砕氷船。あんなとんでもないことをやって氷を砕いていくのか……。てっきり船首にドリル的なものを取り付けて砕きながら進むものとばかり。まあ、そんなんじゃ完全に砕けないだろうし、ああやって自重を生かしながらちょっとずつ進むしかないんだろうなあ。
最後のざまあみろは、大人たちにとっても色々な思いが込められているのが分かるのがいい。話の中で自然とバックグラウンドが見えてくるのはかなり話が丁寧に作られているという印象を受ける。
しらせ母の最期の台詞のあたりは宇宙兄弟を思い出した。ヒビトが月で自分がもう助からないと悟ってとった行動とか。まあ、ヒビトの場合は助かったんだけどさ。
そして最後のメッセージは内容が気になる。まあ南極まで来たわけだから「企画は中止、戻れ」にはならないだろうけど。