銀河英雄伝説 Die Neue These 5話

トリューニヒトの声が普通っぽくてオーラがなかったのが気になった。声自体はいいんだけど、なんというかナレーションとかに向いていそうなというか。
そしてヤンはやっぱ幼稚な部分があるよなあ。起立しないところの口ごたえとか、処世術とは無縁だ。まあその大人じゃないところがヤンの魅力でもあるわけだけど。
昭和時代、冷戦の時代の作品だから政治的な主張や対立軸は今とはかなり変わっているから、今改めて考えると色々思うところはあるけれどもそれは仕方ない。イスラム教の侵略がここまで進んでいるとは想像もしなかったからなあ。今から30年、40年経ったらマジでヨーロッパとかどうなっているんだろう。強引な何かをしないと冗談抜きで合法的にイスラム国家になってしまう。さらに言ってしまえば右と左の対立がもはや古く、ある意味もっと古いと言える持てる者と持たざる者の対立が先進国ですら表面化しているような時代になっていることもまた想像もつかなかった。