軒轅剣 蒼き曜 1話

台湾のゲームが原作で、なんか1990年から始まるかなり息の長いシリーズで日本におけるFFぐらいの位置づけかもしれない。向こうでは何度かドラマ化とかもされているようだ。なおググってゲームのキャラを見ると残念な気持ちになる。
で、そういう知識すらまったく知らないで見てみたんだけど、これがなかなかどうして面白かった。これから色々起こるであろう人間ドラマが色々想像できるいい1話だったと思う。
ダブル主人公かな? 最初主人公に見えた男はキャストでは三番目、おそらく敵役になる帝国の少女皇帝に気に入られて機関士に取り立てられ、生き別れ(男は姉妹は死んだと思っているが)になった幼馴染の姉妹と戦うことになるという感じか。直接戦うのではなく、男が開発した機械獣が姉妹たちに立ちふさがるという感じかな。こういうのはお互いに事情が分かった瞬間どうなるかってのが楽しみではある。そして少女皇帝はOPの絵的にもどうにも報われないというか不幸な位置づけにありそう。皇帝ということで恨みをものすごく買ってるだろうから最後の方で死ぬ可能性が高い。
少し気になるのは、皇帝を皇帝と知らずに(まあ身分が一定以上じゃないと皇帝の顔は知らんわな)乱暴をはたらいた兵士が打ち首になっていたけど、それは少女皇帝の命令なのか事の顛末を知ったお偉いさんがそういう沙汰を下したのか。もし前者なら可愛いながらも苛烈ってことなわけで。そもそも大規模な侵略行為をしているわけだしなー。ただOPを見る感じそういうキャラでもなさそうだから今後そこらへんの事情が判明していくことに期待。
で、OPは姉を演じる水樹奈々。いつもの水樹ソングという感じ。
とにもかくにも続きが楽しみだ。うまくいけば今期のダークホースになるのではないかと思いつつ、超能力集団みたいなのを見るとそこまではいかないかなあとも思ったり。