風が強く吹いている 6話

キングの件が解決。これは神童の距離感がいいのと、何より神童の人がいいからだろうなあ。双子も普通に人がいいし、なんだかんだで人間関係のバランスがいいのかもしれない。ハイジの練習メニューもメガネの発言から無理はさせていないようで、ほめてのばすスタイルなのもいいのかな。まだ箱根を真剣に目指しているのはハイジのみだけど、少なくともおおむね皆が前向きになっているのが感じられる。
だからこそ次回の記録会が最初の鍵か。特に王子とか相当きつそうだもんな。記録云々よりも周囲の目が問題になりそうで、そこらへんは皆の団結力に期待といったところか。
商店街を巻き込んだ後援会については、商店街に深いつながりのあるマネージャーとバイトのムサ。それを中心にして、商店街の人間の人がいいのもあるけど、周囲が応援したくなるような状況になっているのはうまい。まあ何事にも金がかかるしね。そしてそれ以上に誰かに応援されているという事実の方が大きいかもしれん。これは予選、引いては本番の応援にもつながっていくから地味に大事だよな。というか本当に本番に出ることができたら大学からも応援されることになるだろうし。
やっぱりこういうスポ根は地道な積み重ねと少しずつ何かが形になっていくわくわく感があると見ていて楽しいよね。