ゲゲゲの鬼太郎 40話

さら小僧の話は3期のやつをよく覚えている。もっと規模が大きくてあの歌は河童全体で大切にしていた歌とかだったっけ。鬼太郎は最初は河童側だったけど、人間側に入院中の娘を励ますために大賞を取らなければ云々という事情があって結局人間側に味方。なんやかんやで河童も一緒に出ることで合意したけど肝心の河童が超絶音痴で全ておじゃん。でも娘はリハビリを頑張るみたいな、まあこれが落としどころだよなって感じだったかな。
4・5期は記憶にないけど、調べてみるとそれぞれ歌に仕掛けがある話みたい。
で、6期は完全にダーク路線。6期の鬼太郎でたびたびやるタイプの話で、個人的にはこういう話をもっと見たいかな。ねずみ小僧もさりげなく核心をついたことを言っているし。ネタがすべる、二度目のブレイクが崩れ去る恐怖に耐えかねて家族との絆よりも栄光を求めた自分勝手な芸人で最後は自業自得で破滅してしまったが、そんな芸人の気持ち、人間の弱さが分かりやすく描かれていたのが好感触。愚かな人間を描写するやつでも「自分勝手だけど、うん、分かる……」という感じがなんとも。