エルドレインデッキ23個目 某動画を参考にして作ったアテムシス特殊勝利デッキ



この動画が面白かったのでアテムシス特殊勝利デッキを作ってみることにした。動画のデッキリストは作者のブログに載っている。それでは打消しの数を増やすことが目的と思われる63枚デッキ・土地24枚だったけど……。




自分の右手力では不安だったので60枚デッキ・土地26枚にした。なおレア28神話レア2。




これが今回のデッキのキーカード。4枚持っているけど他のカードも抜きづらかったので3枚でこれまた妥協。召還→自分のターンまで生き残る→攻撃が相手に通る→手札に6種類のマナコストカードがある、までいってようやく特殊勝利なのできつい。土地は0マナコストカード、分割カードは左右のコストの合計のマナコストカードと扱われる。

このデッキでは

0マナ:土地26 計26枚
1マナ:選択3 送還3 計6枚
2マナ:否認1 ドビンの拒否権4 計5枚
3マナ:吸収3 拘留代理人2 時を解す者、テフェリー3 計8枚
4マナ:神秘を操る者、ジェイス1 薬術師の眼識2 集団強制1 計4枚
5マナ:時の一掃3 計3枚
6マナ:次元の浄化1 全てを見通す者、アテムシス3 計4枚
7マナ:万全//番人2 計2枚
9マナ:魔法の鏡2 計2枚

となっている。このデッキで唱えられる8マナはパルヘリオンII、乗馬兵の飛行、確証//確立(確立は緑マナがない)、門の巨像だけどさすがに入れる意味がない。確証はアテムシスを守るのに使えなくはないけど送還や打消しでいいし。




万全//番人は万全の遅延効果が想像以上に強い。3枚にしたいぐらいだが他に削るカードがない。土地を1枚削るのはありだけど……コントロールは土地26枚ないと不安かなあ。金魚の白青コントロールデッキだと土地27枚だし。




動画を見て魔法の鏡のドロー力で特殊勝利のマナコストを揃えるという発想に「なるほど」となった。今はオーコが消えて鹿にされることがなくなったし。ただ猫かまど対策としてアーティファクトは割られる可能性があるので出すときは拒否権をかまえられる状況なのが望ましい。

打消しの種類とか各コストのカードの種類や枚数は調整した結果こうなった。でもまだ色々と検討の余地がある。

ドローカードは複数あるし選択3枚を圧倒される弟子3枚と入れ替えた方がいい気がしないでもないんだよね。1マナ1/2でアグロの序盤の攻勢をしのぎやすくなるのと占術2が優秀。相手のライブラリーを2枚削る効果のせいもあってLOデッキのお供って印象が強いけど、コントロールデッキなら普通に採用できるカードだと思う。あとショックや砕骨の巨人が入っているデッキ相手の場合は2点火力が顔面でなく弟子に飛ぶため実質2点ライフゲインになる。
ただし選択を削ると魔法の鏡のコスト軽減がされづらくなるという欠点はある。



実際試合をしてみたらやはり特殊勝利への道は険しい。とにかく「アテムシスの攻撃を通す」の段階にいくまでが至難の業。今の早い&除去が多い環境ではアテムシスを守りきれない。クリーチャーが5体しかいないので相手の手札に除去カードが複数ある可能性が高いんだよね……。

アテムシスを出すのは最低限拒否権を1枚構えながらなので大体の場合は出すのは8マナからになるけど、基本的に相手は勝つための強力なデッキであることが多いのでそんな悠長なことでは押し負けることが多い。白青コントロールとしてはフィニッシャーがアテムシスだけってのがつらい。とはいえフィニッシャーまで用意するとデッキコンセプトからさらに遠ざかってアテムシスデッキというより白青コントロールになるからやめておく。

アテムシス特殊勝利を目指すデッキではあるけどほぼほぼ白青コントロールなので相手の攻勢をさばききると相手が爆発するパターンが多い。
場合によっては3ターン目テフェリーで相手が爆発したりする。これはBO1プレイならではだね。自分が嫌いなタイプのデッキと判明した時点で勝敗が分からない時点でもさっさと爆発する人は少なからずいる。ボロス騎士デッキを使っているときは1ターン目山→熱烈な勇者で相手が爆発することがわりと洒落にならないほど多かった。


そうそう、アテムシス特殊勝利といえばこの動画もお勧め。国士無双というネーミングセンスに脱帽。