ギャルゲーについて



 一昨日投稿したこれで、ギャルゲーについて話題があったので雑談を。
 ギャルゲーがパラメータゲームという話をしたが、金字塔はやはりギャルゲーブームを巻き起こした『ときめきメモリアル』。PCエンジン版は1994年ということは、あ、今年で20周年だったか。しかも5月27日ってことは5日前じゃないか。コナミで何もなかった気がする。コナミは本当に自社コンテンツに愛着がないなあ。武装神姫とかもったいなさすぎる。
 閑話休題。まあ、PCエンジン版よりも、本体を持っていた人の数やバグのことを考えると1995年10月13日に出たPS版が一番売れたのかな。僕もプレイしたのはこれだし。個人的には『ときめきメモリアル2』が一番好きだった。名前を呼ぶシステム、これ以降使われたっけ?

 ギャルゲーでパラメータといえば、『プリンセスメーカー』が有名どころとしては一番最初? PC-9801で1991年5月24日発売。ただ、当時はPCゲームは今以上にマイナーでプレイ人口が少なかった。フロッピーディスク時代で、インストールするのにMS-DOSを使わなければいけないから、最低限のPC知識がないとプレイすらできないという。一部ゲームは起動ディスク作成をしなければいけなかったし。エロゲーの『下級生』(1996年6月7日発売)とか17枚組でビビった思い出。win95で最大に感激したのは、CD-ROMによるインストールの易しさ。CDを挿入したら勝手にインストールが立ち上がって、画面の指示に従えばインストールが終わるなんて、当時では画期的だったなあ。

 話を戻すと、パラメータゲーム&ギャルゲーと言えば、『プリンセスメーカー』に続いて出た『卒業』(PC-98、1992年6月)が有名だが、これはいまいち流行らなかったような気がする。2はプレステとかでも出た(しかも、ときメモプレステ版の2週間後)けど。

 そして、これまでの作品と比べるとマイナーだが、個人的に名をあげたいのが『メルクリウスプリティ』(PC-98、1994年)。錬金術師の主人公がホムンクルスの女の子を育てるゲームでプリンセスメーカーっぽいやつ。こっちはテキストというかストーリーにも力が入っていたような。その分育成要素はプリメに軍配が。キャラデザがソードワールドリプレイのバブリーズの人だったなあ。
 続編で『ピクシーガーデン』(PC-98、1995年)というのがあるけど、こっちはメルクリ以上にマイナーだと思う。両作ともリメイクされないかなあ。ベタ移植でもいいよ。

 ただ、ギャルゲーに関しては、雨後のたけのこのように色々なものができすぎて、コンシューマーゲームでは廃れていったなあ。そのかわり、エロゲーがものすごく発達していってそちらに流れた感じか。
 そのエロゲーにおいて、Leafの『痕』(1996年7月26日)、『ToHeart』(1997年5月23日)の大ヒットがパラメータゲームに致命傷を負わせた印象。これ以降ギャルゲーと言えばビジュアルノベルってなったからなあ。さらにtacticsの『ONE』(1998年5月29日)、Keyの『Kanon』(1999年6月4日)により泣きゲーというジャンルも確立され、これによって葉鍵時代が全盛を迎えた。

 話が逸れた。
 ギャルゲー&パラメータゲームとして一押しなのが、プレステの『プリズムコート』(1998年2月26日)と『ドキドキプリティリーグ 熱血乙女青春記』(1998年9月23日)。これは超名作。ゲームアーカイブスで出ないかなあ。
 『ロウきゅーぶ!』のゲームはちょっとだけここらへんを髣髴とさせるパラメータゲームでもあったなあ。1作目しか持ってないけど。2作目と3作目はどうなんだろうか。vita持ってないから3作目はプレイすらできないが。なお、愛莉とひなたが好きです。
 また、『レッスルエンジェルスサバイバー』(1が2006年、2が2008年)もパラメータゲームとしてはいい感じ。これは色々惜しいけど。大味だった部分を改良すればかなりの名作に化けそうだけど、もう新作は出ないのかなあ。

 さらに、プレステなら『魔法先生ネギま!』の1時間目、2時間目(両方2005年発売)がパラメータゲームとして名作。ガンパレ的要素もあったな。いや、本当に面白かった。ただ、3時間目は開発元が変わって駄作になったが。
 なお、開発元のアクリアは『涼宮ハルヒの戸惑』も作っていて、これも面白かった。面白さが分かるまでちょっと時間かかるけど。
 で、今調べたら、ソードアートオンラインのゲーム、2作品ともアクリアだったのか!? やばい、これは気になる。ゲーム性がきっとあるだろうから。

 まとまりのない文章になったが、ギャルゲーの思い出と言えばこんな感じ。