ホット・ゾーン復刻~エボラ出血熱

最近アフリカで猛威をふるっているエボラ出血熱
 それに合わせて(あとがきで触れているから間違いないと思う)、約20年前に出版されたエボラ出血熱を扱ったノンフィクション小説『ホット・ゾーン』が新装版として復刻した。ウィルスなどを扱ったこのテの小説としてはものすごく有名なもので、このジャンルでおすすめ小説を質問したら、多くの人がこの本の名前をあげる。
 ただ、20年前と古いので、古本でなければ見つけることは困難という難点はあった。まあ、今は通販で古本を安く容易に入手できるようになっているので、運送費の方が高いんじゃないかって感じだったが。
 それが、新装版でつい最近発売した。オリジナル版に加筆もされているらしい。どのぐらいの量かは書かれていなかったが。これを機会に読んでみるのもいいかもしれない。なお、僕は今日購入した。

 そういえば、ケロちゃん動画で脳食い虫を扱ったとき、『天使の囀り』って名前をいくつも見たからそれも一月ほど前に買って読んだ。うん、確かにこの本の名前があげられるな。これもなかなか面白かった。さすが貴志祐介。初めて読んだ彼の『十三の人格-ISOLA-』は、正直微妙だと思ったものだけど。