revisions リヴィジョンズ 1・2話

今期なんか多いCGアニメ。そして変わった試みよしてNetflixだっけ? そこですでに全話公開されているらしい。
これは面白い。漂流教室やダイ・ソードだと学校だけの転送だったが渋谷がまるまるやばい未来に送られたと。そしてリヴィジョンズなる敵に対抗できるロボットに乗れるのは主人公たちだけという、子供が行き過ぎた力を持っているあたりはリヴァイアスも思い出す。とはいえミロという存在と、意外と有能な区長&警察がいるからマシではあるか。
とにかく主人公に感情移入させないように作られているよね。俺は英雄だ! だから特別扱いしろ! みたいな、普通なら序盤でやられる脇役っぽいキャラだ。増長の仕方が半端ない。近いうちに思い切り痛い目をみそうだ。そして反省してようやく主人公らしくなるパターンだな。ただあの状況下でも人命に関してかなり配慮していたから悪い奴でないことは間違いない。
で、リヴィジョンズの幹部っぽいのは人型だけど獣耳だったりして普通の人間じゃない。そして人間を救う云々言っていて、あのシヴィリアンとかいうメカが人間を回収しようとしていたことを考えると、過去の渋谷を丸々転送させたのはこいつらの仕業でその時代の人間の何かを必要としているという感じ? 遺伝子汚染が進んで汚染前の遺伝子が欲しいとか?
とにかく続きが気になるタイプの作品だ。そのぶん謎が明らかになる後半がダメだと一気に駄作認定されるパターンでもある。正解するカドとかそうだったなあ……あれもCGアニメだったなあ……。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 2話

ここらへんで「あれ? 会長ひょっとしてポンコツじゃね?」ってのが分かるんだよね。カナヅチ、虫が苦手、その他たくさんダメなところがあってよく高校でボロを出さずにやってこれたなと。まあそれ以上に美点があるからというのはあるけど。そのことがらみで藤原書記が盛大に巻き込まれていく一連の話ができあがってそのシリーズが一番好き。アニメだと二つぐらいしかやれなさそうだけど。

ゲゲゲの鬼太郎 40話

さら小僧の話は3期のやつをよく覚えている。もっと規模が大きくてあの歌は河童全体で大切にしていた歌とかだったっけ。鬼太郎は最初は河童側だったけど、人間側に入院中の娘を励ますために大賞を取らなければ云々という事情があって結局人間側に味方。なんやかんやで河童も一緒に出ることで合意したけど肝心の河童が超絶音痴で全ておじゃん。でも娘はリハビリを頑張るみたいな、まあこれが落としどころだよなって感じだったかな。
4・5期は記憶にないけど、調べてみるとそれぞれ歌に仕掛けがある話みたい。
で、6期は完全にダーク路線。6期の鬼太郎でたびたびやるタイプの話で、個人的にはこういう話をもっと見たいかな。ねずみ小僧もさりげなく核心をついたことを言っているし。ネタがすべる、二度目のブレイクが崩れ去る恐怖に耐えかねて家族との絆よりも栄光を求めた自分勝手な芸人で最後は自業自得で破滅してしまったが、そんな芸人の気持ち、人間の弱さが分かりやすく描かれていたのが好感触。愚かな人間を描写するやつでも「自分勝手だけど、うん、分かる……」という感じがなんとも。