ムシキング

ぬおおおおおおおお。先週の予告で察しはついてたけど……。
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とりあえず、ジガバチに襲われて麻痺するポポの表情が怖かった。なんか1話ではカマキリに食われそうになったらしいし、2話ではミツバチに蒸し焼きにされそうになった。ってか危険が一杯すぎだ。
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水芸兄ちゃんが、自分が生み出した水の中を泳いでいるシーンを見て、ドラえもんで似たような道具があったなー(名前忘れたけど、のび太の泳ぎ練習用だった気がする)とかのんびり思ってたら、水芸兄ちゃんと玉乗り爺ちゃんがポポを守って死ぬとはなー。
正直言うと、出会ってすぐのポポをここまで命はって守り抜く理由が貧弱な気はしたんだ。まあ、爺さんが言ってた「誇り」かな? 大人が子供を守るってのは当たり前のことだし、サーカス旅芸人だと仲間意識が強いのかもしれないし、身寄りのないポポを全力で守るという心情は分かるし。それにこの2人相当強かったからなー。相手は1人+コーカサス3匹だから数で負けたけど、同数だったら撃退できただろうな。少なくとも薬草を探しに行った仲間が戻ってくるまでは時間稼ぎできてただろう。それなりの自信はあったってことかな。あとは、まだ作中で描かれていないだけで、ポポや狙われている守護者の証の重要性を理解していた面もあった可能性も。少なくとも、守護者の証がやばい連中に狙われていることは知ってたわけだから、ポポと守護者の証を守るということは、ひいては森の民全体のため……って、そこまで計算して守っていたらかえって嫌だな。
で、弱肉強食という言葉が出てきたわけだけど、これを今後どこまで描いていくのか。今回の2人の死が、ポポの覚悟を促すことになっていくわけだろうけど、死という重いものをどう扱うのか。魂の墓場とかいう言葉が出てきたから、今後そこを訪れる場面は絶対出てくるだろう。ただ、安易に復活はさせてほしくないなー。そして、OPでしつこいほど「生きてこそ」って歌詞が出てくるのが意味深だ。
とにもかくにも、作画は安定、動きもかなりあって、CGバトルはなかなかかっこいい。未見の人はぜひ。これは名作になる予感。ただ、虫の羽音がいやん。
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次回予告の前にムシキング講座みたいなのがあるけど、今回はコーカサスの超必殺技「ローリングドライバー」。なんかすげー。