陰からマモル!

陰からマモル!(7) (MF文庫J)

陰からマモル!(7) (MF文庫J)

なんかすっかりはまってる僕がいる。コミックス版も買おうかどうか迷い中。
まずカラー。キャラ紹介のバナナに意図を感じる僕は若すぎる。特に椿とか。それよりもバケツに入ってるぶる丸が可愛すぎる。横で丸まってる耳之介も。
今回は、作者もあとがきで語っているとおり、山芽VSホタルシリーズ。三つの作品のうち最初はそうでもないものの、この二人がよく絡んでる。アニメに影響されたのか、今回はわりとガチで張り合ってる。とはいえ、やはりホタルの方が余裕あるかな。
一作品目の『兄上が来る!』は、椿の兄がやってくる話だけど、一番大きかったのはマモルの両親は、裏工作でゆうなに婿養子がやってくるようにしてコンニャク家が絶えないことを画策しているということだな。いや、やっぱ疑問だったから。コンニャク家がこのままじゃ絶えちゃうじゃん。お役ご免? って。
二作品目の『ホタルの居候日記!』は、耳之介グッジョォォォォブ! ……ではなくて、いや、僕的にはそれが大きいのですが、それは置いておいて、ホタルを嫁にください。みたいな。マモルも絶対それがいいって。
最後の『あこがれのお姉さん計画!』は、設定が凄いというか。阿智太郎の底知れなさの片鱗を味わったぜ、みたいな。素材の一つ一つは凄いベタベタでありながら、それの料理の仕方というかつなげ方が突拍子ないというか。やっぱ、この前の王女長編よりも、こういう短編がいいね。