上の続き。負の感情

にしても、人間の負の感情がモロに出る場は好きじゃない。そんなの今更だけど。なんというか、自分も他人も得する道を模索するんじゃなくて、他人を引き摺り下ろす、不幸にする、っていうネガティブな感情、日本人は強いと思う。「自分は○○なのにあいつは。だからお前も○○になってしまえ」みたいな。ニート批判、フリーター批判なんかはそこら辺の感情が大きいからでしょ。たとえば「自分はこんなに働いているのにあいつは何もしないで○○。そんな奴は徴兵しろ!」みたいなのが代表例。なんで今の「働き方が多様性になっているのではなく、実は働かせ方だけが多様化している。そのことによって、極端な労働条件しか選べない層が増えている」っていう問題につっこまないのか。下同士で争って、上はそれをにやにや眺めている。えた・ひにんと同じでしょ、今のニートって。定義があまりにも拡散して、失業者すらニートと呼んで雇用環境の悪さを隠してしまう。政府やマスコミにいいように扱われるのも、日本人の「他人に嫉妬する、他人をひきずりおろしたがる」という感情をうまく利用している。9/11選挙は嫉妬の目を公務員に向けさせたわけだし。とにかく、今回の千葉補選で自民がいい勝負していた時点でかなり絶望的。
話がそれまくった。オチはないけど、ここまで。