ひぐらしがなく頃に 皆殺し編

キミキスばかりにうつつをぬかしているのもなんだし、まずはこいつを終わらせねば。ということで、プレイ開始。以下ネタバレ。
見たことない萌えキャラが!? 羽入ってなにー!? というわけで、なんか開き直ったようにファンタジーな新キャラが。こいつの能力で、梨花が殺されたら過去に戻っているということか。でも、羽入の能力が枯渇してきていることと、何度も同じ生を繰り返すことで梨花の精神が磨耗してきた切羽詰った状況と。
とりあえず、圭一がオークション担当になって、梨花がキムチで羽入を脅しているところまで読んだ。
予想していた一部はあっていた。大石と鷹野の役割がかぶっているみたいなところが。ただ、村の環境そのものも組み込まれているってことまで考えなければいけないのか。そのときそのときでは環境要因も考えてはいたけど、かなり重要なファクターとしているわけね。そして、梨花を殺した犯人が、富沢と鷹野を殺しているのではないかという考えも当たっていそうだ。まあ、どちらも梨花の推理ってことで、まだ確定事項じゃないが。
祭殿に入っているときに足音が聞こえたってのは、羽入がバタバタ飛び跳ねていたってことかな。聞こえる人間が限られているのは、精神的にかなりイっちゃってる(レベル4とか?)人間にしか羽入の存在を感じ取ることができないってことか。後ろからついてくる足音ってのも羽入かな。精神的にイってる状況下になってそれが聞こえるようになると。問題は、なぜ羽入がそういった行動を取っているかってことだけど。祭殿に関しては、そのことがバレて後々ひどいことになるから、早く出させて助けようと努力をしているってことでいいのかな。後をつけるってのは、後をつけなければならないほど切迫した状況になっている人物を見守るためとかかな。どうも羽入こそが、その昔オヤシロ様って言われた存在っぽいからなー。足音がオヤシロさまの祟りというレナの表現もあながち間違いではないのか。
で、結局梨花と同じ疑問が。梨花を殺す理由が見当たらない。一瞬考えたのは、梨花を殺すことで時が戻るということを知っている何者かが自分の理想の結末になるまで時戻りを繰り返しているということだけど、そもそも梨花のそんな力(正確には羽入の力)を知っている奴はさすがにいないだろうから却下。ってことは、やはり宗教的な何かかな。鷹野が怪しいといえば怪しいんだけどね。唯一死体は遠く離れた場所にあるわけで関係者は誰も直接確認できていない。しかも、入江や鷹野は大きな組織か何かに属しているみたいだし、その力を使えば鷹野の死体でないものを鷹野のものという鑑識結果に捏造させることが可能ではなかろうか。もちろん、鷹野が梨花を殺す理由がやはりつかめないわけだけど、あの人もなんか狂気じみているところがあるし、梨花を殺すことでオヤシロ様がどういう反応を見せるかとかを知りたいってのがあるんじゃないかなー、なんて。やはり、祟殺し編で夜中圭一が出会った鷹野の様子がちょっと変だったのが気になるんだよね。
ただ気になるのは、詩音に殺されることは覚えているわけだよね。でも、それ以外だと誰が殺したか覚えていない。そこがおかしいんだよなー。梨花が無意識で記憶にブロックをかけるような相手、ということも考えられる。そうなると、梨花の自殺、もしくは羽入の暴走って線が考えられる。最長で7月まで生き延びたってのがあったけど、誰か第三者がそこまで捜し続けて殺すだろうかというのが。そのときは可能でも、毎度毎度どういう形であれ、自分が殺されることを自覚していて警戒している相手を必ず殺しているってのがさ。1回ぐらい生き延びてもよさそうとも思うんだ。それでも逃げられないということは、逃げようがない相手、すなわち自分自身か羽入ではないか。……まあ、相手の規模が大きければ、しょせんは小娘がいくら逃げても時間の問題ってのはあるけど。食料の問題もあるし、どこかで姿を晒さなければならない瞬間とか出てくるだろうし。富沢が複数から暴行を受けていたってのもやっぱ気になるんだよなー。そして、寄生虫云々がまったくのガセとして、それだったら梨花の持っていた注射は一体何なのかというのも気になる。入江たちの研究関連なんだろうけど。そして、梨花をどういう理由でモルモット扱いしているのかもよく分からない。まさか羽入の存在を話しているとは思えないし。あうー、頭がやっぱとろける。
にしても、人形の件とかレナ父の件とか、すべてがうまくいっているだけに、最後の最後で一番悲惨な結果で終わりそうで怖い。だってひぐらしだし、皆殺し編とか名前も物騒だし。最後の完結編までハッピーエンドがないような気がしてさ。てか、完結でもハッピーになるとは限らないけどさ。