ホワイトカラー・イグゼンプション(ホワイトカラー・エグゼンプション)

http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/20061108a4260.html
ここでは何度も取り上げたことだから今更感があるけれども。てか、これでなお経団連と、そのもはや傀儡ともいえる自民党に対して疑問を抱かないようでは終わってる。学生ならまだ分からないかもしれないけど、一度でも社会に出たら(学生バイトレベルではなく、少なくとも生活費を稼ぐ働き方をする)考え方が劇的に変わるよ。外交が重要でないとは言わない。他国に対して言うべきことは言わなければならないし、毅然とした態度は必要だ。
でもね、生活できなくなったら意味ないよ。まずまっとうに人間らしく食べていくことができるというのが大前提。自民党はそれをこの数年で凄い勢いで壊している。ワーキング・プアなんてのが存在すること自体国政の失敗だよ。労働時間や休日に関するグローバルスタンダード(ILOの各種条約)を一切無視して、自分たちに都合のいい部分だけ断片的に取り上げてグローバル・スタンダードと声高に叫ぶ羞恥心なき亡国の徒たち。こちら側が強いアクションをしなければならないときが今。そして、そのタイムリミットまでそんなに時間がない。
これだけでなく、はした金で労働者を一方的に解雇できるルールもセットで通そうとしているんだよ。そうすれば、過労死するまで働くことを拒否したら二束三文で解雇されて路頭に迷う。そんな国が「美しい国」なんですかね。