ゴーストハント 最終話『呪いの家(4)』

色々詰め込みすぎという感じ。前回に続いてＯＰなし。さらに、今回はＥＤまでなしだったし。４話でやるのは無茶だったんだろうなーという勢いで、かなりはしょられた感がする。それに、１期を通して結局よく分からないことも多々。夢の中に出てくるナルは何者よ、とか、真砂子が握っているナルの秘密って何よ、ナルの両親ってどんなのよ、とか。
初めて役に立った綾子。シャーマンという意味での巫女だったのね。条件が整わないと力を発揮できないってのはかなりな制約だな。そのぶん、今回は除霊シーンで圧倒的だったけど。坊さんは頼りになりまくり。ナルが最後まで嫌なキャラだったのと対照的にずっと気のいいお兄さんという感じだった。麻衣も人を見る目がないな。やはり顔か。坊さんだっていい男だけど。歳が少し離れているからなー。真砂子は洋服姿がよかった。ジョンは地味に除霊力もあるし頼りになるのに、いかんせん京都弁を喋る外国人ということ以外は目立った個性がないから他のキャラの中に埋没しがちなのが。そしてリンさん、麻衣の最後の語りで家族みたいな云々の中に含まれていなくて可哀相だった。
とりあえず、しつこいようだけど最初の話の失敗が致命的だ。あれじゃ、あまり幽霊とか魔物とか出ない超心霊学的な話なのかなと思ってしまうよ。退魔ものが好きな人が切った可能性がある。とにもかくにも原作が読みたいけど見当たらない。うーむ。