神曲奏界ポリフォニカ 最終話

なんか、最後は「なんとなくいい話」でまとめられたような気がする。そういうまとめ方だと、なんとなく話がまとまっているような気がするけど、実はそうではまったくないという。とりあえず、よくこの作品を最初から最後まで見続けたもんだ。自分で自分をほめてあげたい。いや、わりと好きだったけどね。
ポリフォニ化という言葉を生み出した、最後まで低空飛行で安定した作画と動画。適当に考えたとしか思えない脚本。そして、それなりによかったBGM。どれも今となっては愛おしい。ただ、原作が欲しいと思わなかった作品は久しぶりだ。6話のフォロンが風邪をひく回は面白かったけどね。正直、ラノベとかってそういう息抜き回とかギャグ回は面白いんだよね。逆にシリアスはつまらない。オーフェンなんか顕著だったな。本編はつまらなかったが、短編は面白かった。短編をアニメ化すればいいのにと何度思ったことか。フルメタだって、本編はつまらないけど短編は面白い。ふもっふの成功は、京アニがやったということ以上に、短編をアニメ化したことが大きい。
話がどんどん逸れてしまった。
最終回の今回もツッコミどころがいくつか。精霊爆弾しかけた諸君、すぐ近くで精霊が派手に歌っているのを無視して設置していたのか。てか、メイドが声をかけて届く距離にいたのに。そこで初めて「見られた!」ってどんだけ間抜けなんだよ。しかも、滑って転んだことで誤って起動ボタンを押すってどこのコントですか。そういや王様、コーティーのことを語っていて今後何かありそうな予感と思わせつつ、結局何もなかったな。コーティーがどんな位置付けの精霊かも結局さっぱり分からなかったし。あの覗き変態精霊も、今後も出てきそうな予感を抱かせつつ一度も出てこなかったし。
とにもかくにも、色々な意味でネタアニメだった。