狼と香辛料 2話
サービスシーンがありました。まあ、狼だから羞恥心はあまりないだろうな。まあ、このテの王道としては、ホロがロレンスを意識するようになったときに裸になることを急に恥ずかしがるようになるという展開だが、そのうちあるのだろうか。それはそれとして、やはりロレンスの声がともするとルルーシュに聞こえてしまう。なんてこった。
今回大事なのは、それぞれの過去において、ロレンスが狼に対して持つトラウマ、ホロがかつて人間にしていたこと、そこらへんの思いか。前回書き忘れたけど、一番気になっていたのは、ロレンスが狼の毛皮をたくさん持っていたことにホロは何ら関心を示していなかったことかな。考え方によっては仲間の毛皮=仲間を殺して剥いだってことだから険悪な状況になってもおかしくないのに。もちろん、ホロは長年生きてきているから人間の事情のことも知っていて、ロレンスを責めることはそもそも筋違いと理解しているのだろうけど。もしくは、人間に狩られるのはその狼の責任、弱肉強食で自然の摂理と考えているのかもしれない。今後気になるのは、人化能力を持つ狼はホロだけではないだろう、そのうち二人の前に現れるだろう、場合によっては人間を敵視している狼もいるだろうということか。と思っていたら、本を少し読み始めて分かったのは狼じゃなくてテンの毛皮だったこと。よく見ろよ、自分、あうあう。
それはそれとして、なんか胡散臭い商人登場。ホロが嘘を見分けることができるとか前回言っていたけど、交渉術が生命線な商人にとってこのホロの能力はかなり重要な位置付けかもしれない。なんてーか、商業がわりとこの作品の中核になってそうな感じだし。
ついでに前回書き忘れたことで、世界の描写がよかった。時代設定は分からないけど、村なら街灯とかなくてランプ以外は暗闇、虫の音とかもよく聞こえていて、なんというか雰囲気を少し感じられる。個人的には町並みとか風景に注目していきたいところ。
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