狼と香辛料

狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (電撃文庫)

ああ、これは確かに面白い。募集小説の場合字数制限があるから結構加筆修正はしているのかな?
とにかくホロがいいね。そして、ロレンスとホロの会話が面白い。ストーリーの骨子の経済戦の方は「ま、こんなもんだろ」ぐらいか。ただ、流れはうまいと思う。黒幕関係も。まあ、僕的にはホロに萌えようが全て、と台無しなことを言ってみる。萌えさえあればいいのですよ。
ロレンスは25歳か。そこらへんの年齢設定が今の自分にはわりといい。で、ロレンスの性格も。ある程度商人としての場数を踏んでいて、それでいてまだ未熟な面もあり、すれてはいず不器用なところがあると。嫌味がないというか、マイナス要素があまりないってのが重要だね。強烈な個性がないことも大きい。
タイトルの意味に納得した。いや、アニメの1話を見たときは漫画が原作だと思ってたから、1話の時点でタイトルの意味が了解できないのは不親切だなーと思っていたのですよ。小説だったら1巻描くのにアニメで話数を必要とするから納得。てか、アニメのペースは遅い気がする。もし1クールだったら、半分を1巻で費やすんじゃなかろうか。ヤレイのかわりに女の子というのは、やはり時代のニーズを意識してかな。