狼と香辛料
- 作者: 支倉凍砂,文倉十
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/02
- メディア: 文庫
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とにかくホロがいいね。そして、ロレンスとホロの会話が面白い。ストーリーの骨子の経済戦の方は「ま、こんなもんだろ」ぐらいか。ただ、流れはうまいと思う。黒幕関係も。まあ、僕的にはホロに萌えようが全て、と台無しなことを言ってみる。萌えさえあればいいのですよ。
ロレンスは25歳か。そこらへんの年齢設定が今の自分にはわりといい。で、ロレンスの性格も。ある程度商人としての場数を踏んでいて、それでいてまだ未熟な面もあり、すれてはいず不器用なところがあると。嫌味がないというか、マイナス要素があまりないってのが重要だね。強烈な個性がないことも大きい。
タイトルの意味に納得した。いや、アニメの1話を見たときは漫画が原作だと思ってたから、1話の時点でタイトルの意味が了解できないのは不親切だなーと思っていたのですよ。小説だったら1巻描くのにアニメで話数を必要とするから納得。てか、アニメのペースは遅い気がする。もし1クールだったら、半分を1巻で費やすんじゃなかろうか。ヤレイのかわりに女の子というのは、やはり時代のニーズを意識してかな。