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コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS

コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS

なんか評判いいので思わず購入してしまった。で、思っていたよりもキャラゲーとして面白い。昔、セガサターンナデシコのゲームがあったけど、あれを思い出した。正直ね、ルルーシュではなくてオリキャラが主人公ってのが、立場的に中心になりづらいんじゃない? 他のキャラとの絡みは? という心配があったんだけど、そんなことはまるでなかった。……ルルーシュがいい奴っぽいことが多いのがちょいと違和感あるけど。ヘタレじゃないルルーシュなんてルルーシュじゃないやい! 基本的に、原作の流れを追いかけていく。ナリタやフトウ、キュウシュウなどで戦いがあるのは同じ。基本的に大局の結末は変わらないけど、最後の方のEDに関わる流れは変わる。まあ、ユフィ虐殺を止めるぐらいしかないかもしれないが。コードギアスが好きなら楽しめると思う。システム面は不親切なところが多いけど。特にセーブ&ロードがマップ画面にならないと開けないのが地味にイライラする。読み込みは比較的早いものの、場所を選択したときに必ず読み込みが入るのは仕方ないのかな。長さが短めなのが救いか。
クリアするほど別シナリオが解放されていくシステム。最初のギアス編は悲しい結末で終わるけれども、そこからが本番。次に解放される黒の騎士団編。これが実によかった。主人公はゼロをサポートする作戦補佐兼カレンと並ぶエースパイロットとして活躍する。機体は月下先行試作機。紅蓮の輻射波動もついている。カレンEDだったけど、わりと理想的なカレンEDな気がする。
次にやったのがアッシュフォード学園編。これは主人公は戦いにかかわらずに学園生活をしていく。一応ミレイEDだったけど、このルートってああいう形のEDしかないのかな? ギアス編と同じく悲しい結末な気が。それともハッピーEDもあるのかな?
その次にやったのがブリタニア軍人編。これは特派に所属してスザクと一緒に戦っていく。結構新鮮だった。主人公の機体はランスロットとほぼ同性能のランスロット・クラブ。一応発進シーンでムービーがあったのに笑った。青くなったランスロット。あのスタートフォームは一緒。スザクEDだった。一度このシナリオをクリアすると、コーネリアの親衛隊になってコーネリアEDをむかえたり、ブリタニア純血派になってオレンジEDをむかえたりもするらしい。
で、PS2版とPSP版で異なるボーナスシナリオ。PS2はブルームーン編。ギアスの力を使ってあの子をモノにしようという鬼畜ルート。いや、なんか鬼畜みたいだけど、別にそんなことはないよ。C.C.がギアスでバラ色の学園生活をみたいな煽りをして、その気になる主人公はどうかと思う。「僕のことを好きになれ!」ってギアスが笑える。ただね、所詮はボーナスシナリオだからか、別にギアスをかけたからといって態度が激変するわけではなく、単に好感度が上がるぐらいっぽい。期間が短いからシナリオ自体あっさりしているしね。でもまあ、ユフィ、ナナリー、カレンEDは見てみた。ナナリーは必見。特にルルーシュ
もちろん、ルルーシュなど男にも「僕を好きになれ!」とギアスをかけることができる。やっぱブルームーン編における主人公はおかしい。ギアスをかけたときは、かけられた相手は頬を赤らめるよ、ウホッ。