エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画

新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画 (03) (角川コミックス・エース)

新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画 (03) (角川コミックス・エース)

新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画 (04) (角川コミックス・エース)

新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画 (04) (角川コミックス・エース)

新世紀エヴァンゲリオン碇シンジ育成計画 05 (角川コミックス・エース 148-5)

新世紀エヴァンゲリオン碇シンジ育成計画 05 (角川コミックス・エース 148-5)

数あるエヴァンゲリオンのif世界の一つ。絵柄がわりと好みなのと、エヴァ最終話に出てきたif世界に近いものがあるのがいい。アスカが幼馴染で、ゲンドウが親馬鹿。学生生活がメインで、1話で転校生のレイが現れることによってアスカとの三角関係が描かれていく話。レイは最終話の飛んだ性格ではなく、わりと控えめ。ヴァレンタインのときや、シンジに弁当を作るシーンとかは相当萌えです。
一応人類保管計画があったり、ゼーレが存在していたり、エヴァンゲリオンは存在しないけどシンクロテストとかはやっていて、出番は登場以来減る一方のカヲルが何か企んでいたり大きなストーリーはありそうだけど、基本的にはシンジがレイとアスカの間で揺れる話を楽しむ話。シンジが揺れるというよりも、シンジは正直受身なので(性格はそうだけど、全体的に一般人以上のスペックはある)、基本的にアスカがシンジとレイの仲をやきもきしている姿を楽しむ話。結構面白い。明るい話が多いのがいいね。特にゲンドウの親馬鹿ぶりがラブリー。
ちなみに、5巻はやや作者が暴走ぎみか。狙ったシーンや絵が多かったり、本編とは関係ないエクストラステージではレイとミサトの胸をはっきり描いていたり(それ以外の話では胸はぼかしているけど、ここだけはっきりと)。アスカはちょっとだけ。エヴァが好きで、なおかつ学園ラブコメが好きな人は買いだと思う。