週刊少年チャンピオン

Dämons、最終回でした。うーむ、正直言うとやや肩透かしをくった気はするが、こういう終わらせ方しかない気もした。最後のシーンの僕的な解釈としては、楽園はやはり妻と子が待つ天国ということか。たぶん、ちょっと前までならその台詞はなかったと思う。なぜなら、憎悪の名を背負った彼は、自らが死して安息を得ることができるとは思っていなかっただろうから。復讐を果たし、そして彼の憎悪を全て背負ったのがゼスモス義手であり、その義手がなくなった彼にはすでに憎悪がなく天国へ行く資格ができたということか。ただし、最後にヘイトがやるべきことが、あのゼスモスを野に放つことをせず、ゼスモスと共に死の世界へ行くことで贖罪としようとしている……と感じた。とにもかくにも、チャンピオンで間違いなく楽しみにしていた作品だった。お疲れ様です。
PUNISHER、こちらはさらにガッカリ感が。四天王とか八部衆みたいなキャラが続々と出てくる展開はどうにも。ただ、スキの謎の重力場&怒りマークはよかったかな。あの力何なのよ? 以前に、思い通りにならない?というか自分が中心にいないとムッとするみたいな我儘さを少し見せているような気がして可愛さをちょっと感じた。で、ミルキィはどうにも。アルトとのやり取りは、アルトの答えが結構気に入ったが、なんというか、ミルキィ自体自分が目指すものがもたらすことについて内心恐れを抱いている気がする。ひょっとして、自分を止めるだけの思いをぶつけてくれる相手を探しているような気すらしたのだが、アルトの答えは鬱々としたもので、ますますミルキィが不安定になりそうな気がした。
聖闘士星矢、祭壇座爺さんがかっこよすぎる。後進のために捨て身で道を切り開く気満々だ。てか、強い人が軒並み道を切り開いて死んでいく。まあ、単身で乗り込む意味がまったく分からない。それはそれとして、D-ZOICの最後のページと最初のページが同じページだったわけだけど、ハクレイの爺さんがまったくもって違和感なくD-ZOICの世界に溶け込んでいて笑った。
D-ZOIC、とにかくユタがどう戦っていくかが気になる。その知識を生かした何かにジサマは期待しているのだろうが。
範馬刃牙、克己の株が急上昇? ……いやあ、納得いかんなあ。
侵略!イカ娘、最後のションボリとしたイカ娘の背中に萌え。
ギャンブルフィッシュ、魔術師の木に縛られた姿が目の保養になりました。それはそれとして、あの兄ちゃん、頭に結構深く刺さっているような気がするが大丈夫?
鉄鍋のジャンR、よそ様の高価な食材を堂々と使うとは。さすが俺たちにできないことを平気でやってのける。そこに痺れる憧れる! ……なわけないか。
弱虫ペダル、早々にリタイヤフラグを出している奴がいて笑った。