ドリームクラブ

DREAM C CLUB(ドリームクラブ) 特典 限定コスチュームDLCカード付き

キャバクラ＋アイドルマスターといった感じのゲーム。僕はamazonで予約していて、珍しく発売日の昼に届いたようで。いくつかゲームショップを見て回ったら、これだけ速効品切れになっていたのに笑った。皆、欲望に忠実だ。
で、１周目をクリアした感想。意外と面白い。
いや、本当に、意外と面白かった。
割り切ってテンポをよくしているのが正解。同じようなことの繰り返しに近い所があるものの、１回１回の行動は短いからそんなに気にならない。会話とかすべて聞いて、１回のプレイで３〜４時間といったところか。アイドルマスターは育成のミニゲームが面倒だったからなあ……。
で、気になるのはディスクの回転数。相当回転しているっぽく、ハードに悪い気がする。そして、ゲームの不具合っぽいのが、起動しても真っ暗画面でフリーズすることが多い。これの回避方法は、サインインしないこと。サインインしないと普通にゲームを読み込み、その途中でサインインするかどうかの選択肢が出てくるから、そこでサインインすれば問題ない。よく分らない不具合だ。
ロード時間は、アイドルマスターよりは短い。衣装の読み込みだけなぜか長いが、それ以外は許容範囲内。
しかし、ゲーム内の金がかかるゲームだ。まあ、キャバクラなんてこんなもんだけどさ。主人公は平日必死でバイトをし、その金額を女の子たちに注ぎ込む。色々と考えさせられる。ちょっと悲しくなったりして。
最初は酒を飲むだけとか会話のパターンが少ないとか思うけど、コツが分かってきて、女の子を酔わせることが先決ということを悟ると会話のパターンも増えてくる。で、アイマス要素としてカラオケで歌わせることができるんだけど、素面バージョンと酔っているバージョンで歌声やフリツケが違うのが細かくていいね。ゲーム内では、カラオケは音ゲーと一緒になっていて、せっかくの踊りを楽しめないという残念要素があるが、実はハッピーＥＤを迎えなくてもクリアした女の子のカラオケシーンを見ることができるようになり、そちらではじっくり見られるので問題なし。普通にパンツが見えるのがアイマスと違うところか。
オートセーブが色々とめんどいんだよね。女の子との会話に失敗して、まだオートセーブしていないから電源切ればやり直せるだろうと思ったら、電源切ると急用ができて帰ったことになり、その日のイベントはなかったことになった上に女の子の好感度が下がるという念の入り用。これはやりすぎな気がする。もう少しゆるくしようよ。
１周目はツンデレっ娘の魅杏を選んだが、こなしたイベントの数が足りなかったっぽくハッピーＥＤを見られなかった、無念。２周目はヒロイン代表っぽい亜麻音をやってみるか。
にしても、本当にゲーム内の金がかかるゲームだ。入店に7000円、指名で3000円、時間延長で5000円。これだけで15000円かかる。飲み物はアルコール系は１杯1000円以上するし、自分の分と相手の分の二つが必要かつ、このゲームは二人がほろ酔い状態になることが非常に大切なので２杯はまずかかる。延長するなら、まず２万円以上かかる。で、金を稼ぐ手段として、１周で金を得られるコンビニバイトは１週間で20000円。だから金はいつもかつかつ。キーアイテムとか、魅杏の場合15万円かかるし。ギャンブルはリスクがあるから、オートセーブのこのゲームでは本当にギャンブルなのでお勧めできない。
さらに、女の子の好感度が高くなるとVIPルームに案内されるようになって、これがまたさらに金がかかるようになっている。VIPルームにいくと最低でも３万円は消費するようになってしまう。ただ、ここでしかできないポッキーゲームは、単純ながらわりと萌える。こいつはやられた。
色々改善してほしい箇所があるものの、わりと面白い。ギャルゲーに抵抗がなくて、公式サイトとか見て気になったら購入しても問題なし。
ただなあ、アイマスと同じくダウンロードコンテンツで小金を稼ぎまくろうという意図がありそうでそこが何とも。