ドラゴンクライシス 11話

遠くの人と会話できるロストプレシャスよ! って、携帯でいいじゃん。立体映像っぽく出るのは携帯よりすごいけど、わざわざもったいぶるほどではないよなー。いや、昔だったら凄い秘宝だったと思うが。
てか、竜司が冷静な判断力を失っていたとしか思えない。先にマルガに聞くだろ、常識的に考えて。……ひょっとして連絡先を知らなかったとか? で、あれだけのことをしでかして、竜司自身はおとがめなしで、エリコが2週間拘束されただけってのがなー。まあ、エリコが全力でかばったんだろうけど。ちょっと色々話を飛ばしすぎだ。
てか、竜司がロストプレシャスってなんて超展開。原作だと、オニキスがローズに無理やり成竜の儀をやって、二重になったことでローズがおかしくなったらしい。で、オニキスは竜司に責められたあげく、「やべぇ! 竜司、ここは休戦しよう。助けてマルガ〜!!」という情けない展開だとか。全然違うなー。竜司がロストプレシャスって設定が原作にもあるかどうかはしらない。
ぶっちゃけ、ブルードラゴンのサフィはおいしいキャラだし、マルガもアイも主役回以外は全然出番がなかったのが悔やまれる。商業的に考えれば、女の子を最初にばんばん出していってラブコメメインにすればもっと注目されただろうに。
まあ、やりたいことは分かるんだ。今回の成竜の儀でローズは第二次成長期を迎えて竜司を異性として意識するようになる。つまり、ある意味、ここで初めてボーイ ミーツ ガール、というかガール ミーツ ボーイになるわけなんだよね。で、竜司の思春期を描写するには、竜司をずっと見てきた人間の少女が必要だった。それがはう子の出番の多さにつながったんだろう。1クールで竜司とローズの出会いを描くための構成がされていたと考えると、他の女の子キャラの出番が少なくなるのは無理がないともいえる。
でもまあ、商業的に成功しないとやっぱ意味ないと思うんだよね。