アスタロッテのおもちゃ 11話

基本的に、最終回手前から唐突に始まるシリアスは大嫌いだが、この作品に関しては、そのシリアスに必然性があること、ストーリー全体として避けては通れないこと、などから問題ない。てか、これまでのストーリーの方向性がシンプルなので、きちんと積み重ねができていたから感動できるね。特に、今までずっと前向きポジティブ元気を貫いてきた明日葉が、笑顔のまま涙をボロボロ流すシーンはくるものがあった。最終回が待ち遠しい。
気になったのは、演出上互いの声が小さいとかそこら辺が分かりづらかった。口パクにしか見えないのか、言葉がすでに外国語みたいな感じで翻訳されていないのか。
あと話数が少ないのが残念でならない。イニの愛人宣言なんて、その瞬間ロッテが嫉妬しただけで、その後はまったく意味ない設定だったからなあ。