機動戦士ガンダムAGE 22話

今回は面白かった、うん。フリットが司令官自ら戦場に出たのは「おいおい」とは思ったが。せめて、ノーマルAGE1じゃなくてスパロー装備でいけばよかったのに。ノーマルでもあれだけ強いってのを見せたかったのかもしれないが。

構成的に今回はうまかったと思う。Xラウンダー適性Dで絶望して、でもウルフに励まされて自分なりの戦いをすればいい、とひとつの自信を得たアセム。さらに、敵が豪勢にXラウンダー部隊8機を投入しても、戦術レベルで対処できることも示した。これで、オールドタイプでもいける! となったところで、高レベルXラウンダーになすすべもなくなるという絶望。ウルフですら攻撃をひとつも当てられない。そこに、Xラウンダーのフリットが登場して、敵の高レベルXラウンダーに対して互角以上の戦いをするのを見せ付けられる。自分は戦いに見とれて戦場で棒立ち→不意打ちをくらうというまさかの事態。てか、ウルフも棒立ちにならないでよ。とどめとして、フリットから「もっと効率よく戦えばあと4機撃墜できた」とダメ出し。

また、アセムは自信をなくすなあ。敵がXラウンダーを大量に投入したことから、地球側でもXラウンダーを優遇する動きが始まるかもしれない。フリット以外にいるかどうか知らないが。ガンダムAGE2にはXラウンダーが乗るべきだという無言の重圧がくる可能性も大いにある。ただでさえ司令の息子ってことで立場的に微妙なのに。

そうそう、魔中年は清々しいかませぶりで微笑ましかった。