モーレツ宇宙海賊 21話

色々展開に無茶はあったものの、そんな細かいことはどうでもいいと思えるほどに面白かった。

とりあえず、白鳳の出場停止処分、何かの陰謀だと思っていたらまさかの自業自得だった。リンさん、何してるんですか。先輩命令とはいえ絶対ノリノリだったでしょ。たぶんあの黒幕先輩2名は腕がよくてコース設定がつまらないと言っていたのだろうから、完走した2名ってその2人だったんだろうなあ。

それにしてもなんというアイちゃん無双。原作でも比較的目立っているキャラであるが、まさかここまで目立つとは思いもしなかった。星座の話にからめて最後の展開にもっていくのはうまいね。そして、帽子は本体ではなかったか。まさか帽子が吹っ飛ばされるとは思いもしなかった。

戦闘に関しては、茉莉香の攻撃避けシーンが結構尺長かったよね。緊迫感があってよかったと思う。ある意味これまでの中で一番の危機だったよね。
弁天丸が駆けつけたシーンはBGM含めてかっこよかった。しかし、シュニッツァーは「この船は大気圏内を飛ぶようにできていない!」と言っていたが、原作最新刊で「弁天丸は大気圏内飛行のみならずガス状惑星への潜行も可能な宇宙船である」と書かれていたりする。茉莉香の命令で大気圏突入してくるシーンがあるわけで。アニメ製作時ではなかった設定だから仕方ないけどね。原作者も、アニメは好き勝手やっていいよ、って潔く丸投げしているし。
アニメの人気的におそらく2期があるだろう。そこで8巻の話をやるかどうかは分からないけど、まあその時は改修でどうのとかいうことにするのかな。ただ、50日縛りの問題で大改修する時間が取れないって問題はある。他にも、戦闘で中破ぐらいして修理に時間がかかると海賊営業ができなくなって免状が失効する。かなりシビアなんだよなあ、免状のルールって。

それにしてもチアキが1位って、皆を誘導するために先導していて、そのままゴールしちゃいましたってノリな気がする。そして、またワイヤーでズルしたグリュンヒルデ。いいのか、それで。王族的にはありなんだろうけどさ。