ベン・トー

昨日の9巻に引き続き最新刊の感想。
とにもかくにも、ナチュラルに著莪とキスしまくってる佐藤がうらやましいです。従姉だからアウトじゃないけどアウトだろうと言いたい。あくまで平常運転の日常で、今後の伏線とか何もないよと作者が毎回前書きで書いているから余計に。
個人的には、最初の佐藤と友人の過去話がよかったな。いつも唐突に回想がくるけど、今回長さが今までの倍以上。長かったなとか思ってたら、佐藤自身が過去最長の云々とか言っていて笑った。

あとは、白粉のコミケ関連も結構あったな。コミケを狼っぽくやっているのは面白かった。そこでの白粉の二つ名は、そのうち狼としての二つ名になりそうだ。9巻でかなり目立ってたし、二つ名がついてもおかしくないもんなあ。そういや、女子向けエリアで男×男と女×女のエリアが近接しているってことはありえるのだろうか? 水と油って感じがするんだが。
そして、汗と筋肉の話を見るたびに思うのは、僕の勝手な想像では、そのテの腐女子が愛する世界って見目麗しいイケメンやショタが織り成す耽美な物語だよね。決して、汗が飛び散り筋肉が躍動する汗臭い物語じゃないよね。でも、ベン・トーを読んでいると、世の腐女子の半分は汗と筋肉が好きなのではと思ってしまう。実際のところ、汗と筋肉ってどう思われているんだろう? うーん、でも佐藤って細マッチョってことだから、筋肉刑事というタイトルからは若干イメージが合わない気がしないでもない。

それにしても、ベン・トーは毎回筋肉刑事ネタがあるから、どうしても汗臭くなる、なんてこった。